「医師への報告で毎回緊張してしまう…」
「電話すると頭が真っ白になって、うまく話せない…」
この記事では
- 医師への報告をわかりやすく整理する方法
- SBAR・I-SBARCを使った伝え方
- 急変時と日常報告の違い・実践例
が分かりますよ♪
結論👉
医師への報告は「結論」と「何をしてほしいか」を先に伝え、SBAR・I-SBARCの型で整理すると、伝わりやすく安全な報告になります。
この記事では、看護師の医師への報告の仕方について、日勤帯の報告から急変時の電話報告まで、臨床で使える形でやさしく解説します😊
医師への報告が看護師にとって重要な理由
医師への報告は、単なる「連絡」ではありません。
患者さんの状態変化を早期に共有し、適切な治療や処置につなげるための重要な看護実践です。

特に病棟では、患者さんのそばで最も長く状態を見ているのは看護師ですよね。
そのため、看護師が“いつもと違う”に気づき、適切に報告できるかどうかが、患者さんの安全に大きく関わります。
医師への報告は患者安全につながる
患者さんの急変や異常は、最初は小さな変化として現れることが少なくありません。
- 少しずつ血圧が低下している
- SpO₂がいつもより低い
- 呼吸数が増えている
- なんとなく反応が悪い
こうした変化を看護師が察知し、医師へ適切に報告することで、重症化を防げることがあります。
逆に、報告が遅れると、治療介入のタイミングを逃してしまう可能性もあります。
そのため、「異常に気づく力」と「伝える力」はセットで重要なんです😊
報告が遅れることで起こるリスク
「これくらいで電話していいのかな…」と迷ってしまうこと、ありますよね。
ですが、報告をためらうことで、患者さんの状態悪化につながる場合があります。
| 報告が遅れたケース | 起こりうるリスク |
|---|---|
| SpO₂低下を様子見した | 呼吸不全の進行 |
| 血圧低下を報告しなかった | ショック状態への進行 |
| 意識変化を経過観察した | 脳血管障害や敗血症の見逃し |
もちろん、すべてを緊急報告する必要はありません。
大切なのは、「今すぐ報告が必要なのか」「経過観察でよいのか」をアセスメントすることです。

新人看護師が報告を苦手に感じやすい理由
新人看護師さんが医師報告を苦手に感じるのは、珍しいことではありません。
特に最初は、
- 何を伝えればいいかわからない
- 順番が整理できない
- 電話に緊張する
- 怒られた経験がある
こうした不安を抱えている方が多いです。
ですが実際には、「話すのが上手かどうか」よりも、必要な情報を整理して、簡潔に伝えられるかのほうが大切です。
そのためにも、SBARやI-SBARCのような“型”を使うと、頭の中を整理しやすくなります。
次の章では、医師へ報告する前に整理しておきたいポイントを解説します😊
看護師が医師へ報告する前に整理すること
医師への報告がうまくいかない原因の多くは、「準備不足」です。
特に新人看護師さんは、電話してから「何を聞かれるんだろう…」と焦ってしまいやすいですよね。
ですが、事前にポイントを整理しておくだけで、報告はかなり落ち着いて行えるようになります😊
この章では、医師へ報告する前に確認しておきたい内容を解説します。
報告が必要か・緊急かをアセスメントする
まず大切なのは、「本当に今報告が必要か」「どのくらい緊急か」を考えることです。
例えば、同じ発熱でも、
| 状況 | 緊急度 |
|---|---|
| 38℃台の発熱のみ、他バイタル安定 | 日勤帯で相談可能なことが多い |
| 発熱+血圧低下+意識変化あり | 緊急報告が必要 |
このように、「症状単体」ではなく、全身状態や経過を含めて判断することが重要です。
迷った場合は、一人で抱え込まず、まずリーダーや先輩に相談しましょう。
🌟ワンポイント
「報告するほどではないかも…」と迷うときほど、先輩へ早めに共有するのが安全です。
新人さんが一人で判断しすぎないことも、医療安全につながります😊
医師に何をしてほしいかを明確にする
報告で特に重要なのが、「医師に何をお願いしたいのか」をはっきりさせることです。
例えば、
- 至急診察してほしい
- 検査オーダーを相談したい
- 解熱剤や鎮痛薬を追加したい
- 経過観察でよいか確認したい
など、目的によって報告内容は変わります。
逆に、「とりあえず電話しました」という状態だと、医師側も何を判断すればよいのかわかりにくくなってしまいます。
そのため、報告前には、「私はこの電話で何を確認したいんだろう?」を一度整理してみましょう。
バイタル・検査・薬剤情報を確認する
医師へ報告すると、高確率で追加質問があります。
そのため、事前に必要情報を確認しておくとスムーズです。
| 確認しておきたい項目 | 具体例 |
|---|---|
| バイタルサイン | 血圧、脈拍、SpO₂、呼吸数、体温 |
| 意識レベル | JCS、GCS、普段との比較 |
| 検査データ | CRP、WBC、Hb、血糖など |
| 投与薬剤 | 抗菌薬、降圧薬、利尿薬など |
| 経過 | いつから変化したか |
特に急変時は、「現在の状態」と「いつもとの違い」を説明できることが重要です。
電話前チェックリスト
電話前は、次のポイントを短くメモしておくと、頭が整理しやすくなります。
- 患者氏名・部屋番号
- 何が起きているか
- いつから変化したか
- 現在のバイタル
- 自分のアセスメント
- 医師にしてほしいこと
このメモがあるだけで、「電話中に頭が真っ白になる…」をかなり防げます😊


次の章では、「普段の報告」と「急変時報告」の違いについて解説します😊
普段の報告と急変時報告の違い
医師への報告は、日常的な相談と急変時では「優先順位」が大きく異なります。

新人看護師さんは、「全部説明しなきゃ」と思ってしまいやすいのですが、実際には“今いちばん重要なこと”を優先して伝えることが大切です。
この違いを理解すると、報告内容を整理しやすくなります😊
日常的な報告で重視されること
日勤帯などの通常報告では、「状態共有」や「相談」が目的になることが多いです。
そのため、急変時よりも、経過や背景を含めて整理して伝えることが重要になります。
例えば、
- 発熱が続いている
- 食欲低下がある
- 血圧がいつもより高め
- 咳や痰が増えている
こうした場面では、「どんな経過で変化したのか」を伝えることで、医師が治療方針を判断しやすくなります。
また、日常報告では、
- 検査の相談
- 薬剤調整の相談
- 診察依頼
- 経過観察でよいか確認
など、「相談型」の報告も多いです。
急変時報告で最優先すること
一方で急変時は、“今危険な状態かどうか”を最優先で共有する必要があります。
そのため、長い説明よりも、まず緊急性を伝えることが重要です。
例えば、
- 急激なSpO₂低下
- 意識レベル低下
- ショックバイタル
- 胸痛・呼吸困難
- 痙攣
などは、まず最初に伝えるべき内容です。
急変時は、「急変のため至急の連絡です」と最初に緊急性を宣言すると、医師も一気に優先度を上げて対応しやすくなります。
🌟急変時のポイント
急変時は「完璧に説明すること」より、「危険な状態をすぐ共有すること」が大切です。
まずは結論を短く伝えましょう。
急変時は結論ファーストが重要
急変時にありがちなのが、背景から説明し始めてしまうパターンです。
例えば、
「〇〇さんは肺炎で入院していて、昨日から食欲低下があって、今日も少し元気がなくて…」
から始まると、医師は「結局いま何が危ないの?」を探しながら聞くことになります。
急変時はまず、「SpO₂が85%まで低下しています」「血圧が70台です」
など、“最も危険な情報”を先に伝えることが重要です。
その後に背景や経過を追加すると、情報が整理されて伝わりやすくなります。
普段の報告と急変報告の比較表
| 項目 | 日常的な報告 | 急変時報告 |
|---|---|---|
| 目的 | 相談・状態共有 | 迅速な対応依頼 |
| 重視されること | 経過・背景 | 緊急性 |
| 話し方 | 整理して説明 | 結論ファースト |
| 情報量 | やや多め | 必要最小限 |
| 医師にしてほしいこと | 相談・確認 | 至急診察・指示 |

だから優先順位も変わるんですよ♪
次の章では、SBAR・I-SBARCを使った具体的な報告方法を解説します🩺
SBAR・I-SBARCを使った医師への報告の仕方
新人看護師さんが医師報告でまず覚えたいのが、SBAR・I-SBARCです。
これは、「何をどの順番で話すか」を整理するためのフレームワークで、多くの病院や研修でも活用されています。
緊張していても、“型”に沿って話すことで、情報の抜け漏れを減らしやすくなります😊
SBARとI-SBARCとは
SBARは、医療安全の場面でよく使われる報告方法です。
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| S(Situation) | 現在の状況 |
| B(Background) | 背景・経過 |
| A(Assessment) | 看護師の評価 |
| R(Recommendation) | 提案・依頼 |
さらに最近は、I-SBARC(ISBARC)として使われることも増えています。
| 追加項目 | 意味 |
|---|---|
| I(Identify) | 自分と患者の確認 |
| C(Confirm) | 指示復唱・確認 |
特に急変時は、I-SBARCを使うことで、報告の流れが整理しやすくなります。

Identifyの伝え方
最初に、自分と患者さんを明確に伝えます。
ここが曖昧だと、医師が「誰の話かわからない」状態になってしまいます。
例えば、
「○○病棟の看護師△△です。□□号室の××さんについて報告です。」
急変時なら、
「○○病棟の看護師△△です。□□号室の××さんについて、急変のため至急の連絡です。」
のように、「緊急」であることを最初に伝えるとわかりやすいです。
Situationの伝え方
Situationでは、「今なにが起きているか」を簡潔に伝えます。
ここでは、結論ファーストが重要です。
例えば、
- SpO₂が85%まで低下しています
- 血圧が70台まで低下しています
- JCSⅡ-10へ意識低下しています
など、“いま危険なこと”を先に伝えます。
逆に、背景から長く説明すると、重要な情報が埋もれてしまうことがあります。
Backgroundの伝え方
Backgroundでは、現在の状態につながる経過や既往を整理します。
例えば、
「肺炎で入院中で、抗菌薬治療5日目です。」
「術後3日目で、これまでは血圧110前後で安定していました。」
のように、“今の異常と関係する背景”を短く伝えることがポイントです。
ここで情報を詰め込みすぎると、報告が長くなりやすいため注意しましょう。
Assessmentの伝え方
Assessmentでは、看護師としてのアセスメントを伝えます。
新人さんは「自分の考えを言っていいのかな…」と不安になることがありますが、“どう見えているか”を共有することは大切です。
例えば、
- 脱水傾向があると考えています
- 出血性ショックの可能性があります
- 呼吸状態が急激に悪化している印象です
のように、一言でも自分の評価を添えると、医師も状況をイメージしやすくなります。
Recommendationの伝え方
Recommendationでは、医師に何をしてほしいかを具体的に伝えます。
ここが曖昧だと、「で、どうしたいの?」となりやすいです。
例えば、
「至急ベッドサイドでの診察をお願いします。」
「補液の追加を相談したいです。」
「解熱剤追加のご指示をいただけますか。」
など、“依頼内容”を明確にすると伝わりやすくなります。
🌟報告のコツ
「何が起きているか」+「何をしてほしいか」が整理されると、医師は判断しやすくなります😊
Confirm(復唱)の重要性
報告が終わった後は、必ず指示内容を復唱します。
これは、聞き間違いや医療事故を防ぐためにとても重要です。
例えば、
「ラクテック500mLを2時間で投与ですね。」
「ラシックス20mg静注後、30分後に再度報告ですね。」
のように、
- 薬剤名
- 投与量
- ルート
- 実施タイミング
を具体的に確認しましょう。
その後は、カルテや看護記録へ速やかに記載し、チーム内でも共有します。
I-SBARCを使った報告例文
実際の急変時報告を、I-SBARCに沿ってみてみましょう。
I:「○○病棟の看護師△△です。□□号室の××さんについて、急変のため至急の連絡です。」
S:「血圧70/40、脈拍130回/分、SpO₂88%まで低下しています。」
B:「心不全で入院中で、本日利尿薬を減量していました。」
A:「心不全増悪によるショック状態の可能性があると考えています。」
R:「至急ベッドサイドでの診察をお願いします。」
C:「酸素10Lへ増量し、ABG採血後に再度報告ですね。」


次の章では、医師への報告でよくある失敗と改善ポイントを解説します🩺
医師への報告でよくある失敗と改善ポイント
「ちゃんと報告したつもりなのに、うまく伝わらなかった…」
そんな経験、ありませんか?
医師への報告が難しく感じる背景には、いくつか共通パターンがあります。
ここでは、新人看護師さんが特につまずきやすいポイントと、改善方法をわかりやすく整理します😊
結論から話せていない
最も多いのが、背景から説明しすぎてしまうパターンです。
例えば、
「○○さんなんですが、昨日から食欲が低下していて、肺炎で入院されていて、それで今日…」
この話し方だと、医師は「結局、何が問題なんだろう?」を探しながら聞くことになります。
まずは、「何が起きているか」を先に伝えましょう。
「○○さん、SpO₂が85%まで低下しています。」
その後に背景を追加すると、相手も状況を理解しやすくなります。
情報を詰め込みすぎている
新人看護師さんほど、「全部説明しなきゃ」と思いやすいです。
ですが、情報量が多すぎると、本当に重要な内容が埋もれてしまいます。
特に急変時は、
- 一番危険な症状
- 現在のバイタル
- 緊急性
を優先して伝えることが重要です。
背景や詳細は、その後に補足していけば大丈夫です😊
🌟ポイント
「全部話す」より、“必要な情報を優先順位順に伝える”ほうが、医師には伝わりやすいです。
アセスメントが抜けている
「状態だけ伝えて終わる」パターンもよくあります。
例えば、
「血圧80台です。」
だけでは、医師は看護師がどう見ているのかがわかりません。
そこで、
「血圧80台で、冷汗もあり、ショック状態の可能性があると考えています。」
のように、自分のアセスメントを一言添えることが大切です。
もちろん、診断をつける必要はありません。
「どう見えているか」を共有するだけでも、医師は判断しやすくなります。
緊急性が伝わっていない
急変時なのに、「相談っぽい話し方」になってしまうことがあります。
例えば、
「ちょっとSpO₂が低いんですが…」
では、緊急度が伝わりにくい場合があります。
急変時は、最初に、
「急変のため至急の連絡です」
と明確に伝えることが重要です。
さらに、
- SpO₂低下
- 意識低下
- ショックバイタル
- 呼吸困難
など、危険な情報を先に共有しましょう。
指示受け復唱ができていない
報告後の「復唱」は、医療安全のためにとても重要です。
ですが緊張すると、
- 聞いただけで終わる
- メモが不十分
- 薬剤量を聞き間違える
などが起こりやすくなります。
そのため、指示を受けたら、
「ラクテック500mLを2時間で投与ですね。」
「30分後に再度バイタル測定して報告ですね。」
のように、具体的に復唱しましょう。
特に、
- 薬剤名
- 投与量
- 投与速度
- 再報告タイミング
は重要ポイントです。

次の章では、急変時に看護師が医師へ電話報告するときのポイントを解説します📞
急変時に看護師が医師へ電話報告するときのポイント
急変時の電話報告では、「短時間で、必要な情報を安全に共有すること」が最優先になります。
ですが実際には、急変場面ほど焦りや緊張で頭が真っ白になりやすいですよね。
だからこそ、「何を優先して伝えるか」を整理しておくことが大切です😊
電話前に行う初期対応
急変時は、いきなり電話するのではなく、まず病棟内での初期対応を行います。
例えば、
- 応援要請(リーダー・先輩へ共有)
- バイタル測定
- 意識レベル確認
- 呼吸状態確認
- 酸素投与
など、一次評価を進めます。
特に急変時は、「一人で抱え込まないこと」がとても重要です。
「急変かも」と思った時点で、早めに周囲へ助けを求めましょう。

一人で全部やろうとしなくて大丈夫ですよ🩺
最初に「緊急」であることを伝える
急変時は、電話の最初の一言がとても大切です。
最初に緊急性を伝えることで、医師も優先度を上げて対応しやすくなります。
例えば、
「○○病棟の看護師△△です。□□号室の××さんについて、急変のため至急の連絡です。」
のように、「急変」「至急」という言葉を明確に入れましょう。
その後に、
- SpO₂低下
- 意識低下
- 血圧低下
- 呼吸困難
など、最も危険な情報を先に伝えます。
ABCDEを意識した報告
急変時は、ABCDEアプローチを意識すると、状態整理がしやすくなります。
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| A(Airway) | 気道は保たれているか |
| B(Breathing) | 呼吸状態、SpO₂、呼吸数 |
| C(Circulation) | 血圧、脈拍、冷感、循環状態 |
| D(Disability) | 意識レベル、瞳孔 |
| E(Exposure) | 発熱、皮膚状態、全身観察 |
例えば、
「SpO₂88%、呼吸数32回、血圧70/40、JCSⅡ-10です」
のように整理できると、医師も患者状態をイメージしやすくなります。
急変時の電話報告例
実際の急変時報告をみてみましょう。
「○○病棟の看護師△△です。□□号室の××さんについて、急変のため至急の連絡です。」
「SpO₂がマスク10Lで88%、血圧70/40、脈拍130回/分、JCSⅡ-10です。」
「肺炎で入院中で、これまでは循環動態は安定していました。」
「敗血症性ショックの可能性があると考えています。」
「至急ベッドサイドでの診察をお願いします。」
急変時は、「短く・危険情報を優先して」伝えることがポイントです。
「急変対応や医師報告に自信がない…」
そんな不安を感じながら働いている看護師さんも少なくありません。
教育体制やフォロー環境は、病院によってかなり差があります。
「もっと相談しやすい職場で働きたい」
「急変対応をしっかり学べる環境へ行きたい」
そんな方は、LINEで自分に合う職場を相談してみませんか?😊
指示受け後に確認すること
医師から指示を受けた後は、必ず復唱して確認します。
特に、
- 薬剤名
- 投与量
- 投与速度
- 再報告タイミング
は、聞き間違いがないよう丁寧に確認しましょう。
例えば、
「ラクテック500mLを2時間で投与ですね。」
「30分後に再度バイタル測定して報告ですね。」
のように復唱します。
その後は、カルテ・看護記録へ速やかに記載し、病棟スタッフとも共有しましょう。

次の章では、日勤帯の医師報告をスムーズにするコツを解説します😊
日勤帯の医師報告をスムーズにするコツ
日勤帯の医師報告では、急変時とは少し違い、「簡潔に整理して相談する力」が大切になります。
特に日中は、医師も外来・処置・カンファレンスなどで忙しく動いていることが多いですよね。
だからこそ、「短時間で要点が伝わる報告」ができると、お互いにスムーズです😊
「〇点報告があります」と最初に伝える
報告の最初に、「何について」「いくつ」話すのかを宣言すると、医師も聞く準備がしやすくなります。
例えば、
「○○さんについて、2点報告があります。」
「○○さんの発熱について、1点相談があります。」
のように最初に伝えるだけで、話が整理されて聞こえやすくなります。
逆に、いきなり話し始めると、医師側も「どこがポイントなんだろう?」となりやすいんです。
結論→要望→補足情報の順で話す
日常報告では、背景から話し始めてしまう方が多いですが、基本は「結論ファースト」です。
例えば、発熱報告なら、
「○○さんについて相談があります。今朝から38.5℃の発熱が続いているため、採血や解熱剤追加のご指示をいただきたいです。」
のように、
- 今の問題
- 医師にしてほしいこと
- 背景・補足
の順で整理すると、かなり伝わりやすくなります。
その後に、
- いつから発熱したか
- 他バイタル
- 検査データ
- 食事摂取量
などを追加すると、医師も判断しやすくなります😊
医師のタイミングを配慮する
日勤帯は、医師もかなり多忙です。
そのため、緊急性が低い相談なら、
- 外来中
- 処置中
- カンファレンス中
などを避けられると、お互いに落ち着いてやり取りしやすくなります。
また、最初に、
「今お時間よろしいでしょうか?」
と一言添えるだけでも、コミュニケーションがかなり柔らかくなります。
もちろん、急変時や緊急時は遠慮せず、すぐ報告することが最優先です。
対面報告と電話報告を使い分ける
内容によっては、電話より対面報告のほうが適していることもあります。
| 電話報告向き | 対面報告向き |
|---|---|
| 急変対応 | 治療方針相談 |
| 至急指示が必要 | 退院支援の相談 |
| バイタル急変 | 長めの経過共有 |
| 夜間コール | 回診時相談 |
例えば、治療方針や今後の方向性などは、回診や病棟へ来たタイミングで相談したほうが、落ち着いて話しやすいことがあります。
逆に、「今すぐ指示が必要」な内容は、迷わず電話報告を優先しましょう。


次の章では、医師への報告が苦手な新人看護師さん向けに、緊張を減らすコツを解説します🌸
医師への報告が苦手な新人看護師へのコツ
「医師へ電話するだけで緊張する…」
新人看護師さんなら、一度は感じたことがあるのではないでしょうか😊
ですが、最初から完璧に報告できる人はいません。
大切なのは、“うまく話すこと”より、“必要な情報を整理すること”です。
ここでは、医師報告への苦手意識を減らすコツを紹介します🌸
メモを書いてから報告する
緊張すると、頭の中で整理していた内容が飛んでしまうことがあります。
そのため、電話前には短くメモを書くクセをつけるのがおすすめです。
例えば、
- 患者名・部屋番号
- 何が起きているか
- 現在のバイタル
- 自分のアセスメント
- 医師にしてほしいこと
だけでも整理しておくと、かなり落ち着いて話しやすくなります。
特に新人時代は、「メモを見ながら報告する」で十分です😊
先輩の報告を真似してみる
報告の仕方は、実際に聞いて覚える部分も大きいです。
そのため、先輩看護師がどんな順番で話しているかを観察すると、とても勉強になります。
例えば、
- 最初に何を言っているか
- どの情報を優先しているか
- どうやって結論を伝えているか
を意識して聞いてみましょう。
「あ、この言い方わかりやすいな😊」と思った表現は、どんどん真似して大丈夫です。
「結論→理由」を意識する
新人さんは、背景から説明し始めてしまうことが多いです。
ですが、医師報告では、「結論→理由」の順番を意識するだけで、かなり整理されて聞こえます。
例えば、
「○○さんについて相談があります。SpO₂が88%まで低下しています。」
「肺炎で入院中で、先ほどから呼吸苦が増強しています。」
この順番なら、医師も“何が問題か”をすぐ理解できます。
逆に、理由から長く話すと、結論が見えづらくなってしまいます。
迷ったら一人で抱え込まない
新人時代は、
「これって報告したほうがいいのかな…」
と迷う場面が本当に多いです。
ですが、そんな時こそ、一人で抱え込まないことが大切です。
特に、
- SpO₂低下
- 意識変化
- 急な血圧低下
- いつもと違う違和感
などがある場合は、早めにリーダーや先輩へ相談しましょう。
医療安全では、「相談すること」自体が大切な行動です😊
🌟新人さんへ
「こんなことで相談していいのかな?」と思う内容でも、早めに共有するほうが安全なことは多いですよ🩺

報告後に振り返りをする
報告は、“経験”でどんどん上達していきます。
そのため、報告後に、
- 何がうまくいったか
- どこで詰まったか
- 次はどう話すか
を少し振り返るだけでも成長につながります。
最初は緊張して当然です😊
でも、SBARやI-SBARCを使いながら経験を積むことで、少しずつ「伝える力」が身についていきますよ🌸

次の章では、看護師の医師報告でよくある質問をFAQ形式で解説します📞
FAQ🌟看護師の医師報告でよくある質問
医師への報告で緊張するときはどうする?
新人看護師さんが医師報告で緊張するのは、とても自然なことです😊
特に電話報告は、
- 何を聞かれるかわからない
- 怒られた経験がある
- 途中で頭が真っ白になる
など、不安を感じやすいですよね。
そんな時は、「全部覚えて話そう」としないことが大切です。
事前にメモを書き、SBARやI-SBARCの順番に沿って整理すると、かなり落ち着いて話しやすくなります。
また、最初はメモを見ながら報告しても問題ありません😊
SBARは絶対に使わないといけない?
必ず「SBARという言葉」を意識しながら話さなければいけないわけではありません。
大切なのは、「必要な情報を整理して伝えること」です。
ただ、SBARやI-SBARCを使うと、
- 話す順番が整理できる
- 抜け漏れを減らせる
- 緊張しても話しやすい
というメリットがあります。
特に新人時代は、“型”として使えるとかなり助けになりますよ😊
急変か迷ったときはどうする?
「急変なのか判断できない…」と迷うこと、ありますよね。
そんな時は、まず一人で抱え込まず、リーダーや先輩へ相談することが大切です。
特に、
- SpO₂低下
- 意識レベル変化
- 血圧低下
- 呼吸状態悪化
- 「いつもと違う」違和感
などがある場合は、早めの共有が安全につながります。
「相談しすぎかな?」より、「見逃していないかな?」の視点が大切です🩺
夜勤のドクターコールで注意することは?
夜勤帯は、日勤帯よりも少人数で対応することが多く、緊張しやすいですよね。
夜間のドクターコールでは、
- 緊急性があるか
- 今すぐ診察が必要か
- 電話指示で対応可能か
を整理しておくと報告しやすくなります。
また、電話前には、
- 最新バイタル
- 意識レベル
- 呼吸状態
- 現在の処置内容
を確認しておくとスムーズです。
急変時は、最初に
「急変のため至急の連絡です」
と伝えることを意識しましょう。
報告が長いと言われる原因は?
報告が長くなりやすい原因として多いのは、
- 背景から話し始める
- 情報を全部入れようとする
- 結論が後ろになる
ことです。
そのため、まずは、「何が問題か」を最初に伝えましょう。
例えば、
「○○さん、SpO₂が85%まで低下しています。」
と最初に言ってから背景を補足すると、かなり整理されて聞こえます😊
「全部説明する」ではなく、「優先順位をつけて伝える」を意識してみましょう。
✅まとめ☆この記事で学べる看護師の医師への報告の仕方
この記事での再重要部位👉
- 医師報告では「結論」と「何をしてほしいか」を最初に伝える
- SBAR・I-SBARCを使うと、情報を整理しやすくなる
- 急変時は「緊急性」と「危険な情報」を優先して共有する
記事のまとめ
医師への報告は、新人看護師さんが特に緊張しやすい場面のひとつですよね。
ですが、最初から完璧にできる人はいません😊
大切なのは、「必要な情報を整理して、優先順位をつけて伝えること」です。
そのためにも、SBARやI-SBARCのような“型”を使うと、かなり整理しやすくなります。
特に急変時は、「何が危険なのか」「医師に何をしてほしいのか」を明確に伝えることが重要です。
最初はメモを見ながらでも大丈夫🌸
経験を積みながら少しずつ、「伝える力」は必ず身についていきますよ😊
引用・参考
引用
参考
- CLIUS「看護師から医師への報告」
- 訪問看護プラス「医師への報告方法」
- 看護のお仕事「急変時の報告」
- Nurse Life Mix「SBAR報告」
- ナース人材バンク「医師報告のコツ」
