DESIGN-R評価って、正直ちょっと難しく感じませんか?
項目は覚えたけど、「どう見て、どうケアにつなげればいいのか分からない…」と悩む新人看護師さんも多いですよね。
この記事では
- DESIGN-R評価の意味と7項目の見方
- 点数を看護判断につなげる考え方
- 記録・報告・ケアへの具体的な活かし方
が分かりますよ♪
結論👉
DESIGN-R評価は「点数をつけるもの」ではなく、褥瘡の状態を客観的に判断し、ケアに直結させるためのツールです。
点数の変化を見て、次の看護行動につなげることが最も重要です。
この記事では、DESIGN-R評価を「わかる」だけでなく「現場で使える」ように、やさしく解説します😊
DESIGN-R評価とは褥瘡の状態を見える化する評価方法
DESIGN-R評価は、日本褥瘡学会が開発した褥瘡の重症度と治癒経過を客観的に評価するためのツールです。
新人看護師さんの中には「点数をつけるもの」というイメージを持っている方も多いかもしれませんが、実際はそれだけではありません。
DESIGN-R評価の本当の目的は、褥瘡の状態を誰が見ても同じように理解できるようにすること、そしてその評価をケアに活かすことにあります。
DESIGN-R評価の目的
褥瘡は見た目だけで判断すると、「なんとなく良くなっている気がする」といった主観的な評価になりがちです。
しかしDESIGN-R評価を使うことで、以下のように客観的に状態を把握できるようになります。
- 深さはどのレベルか
- 滲出液はどのくらい出ているか
- 感染兆候はあるか
- 肉芽は増えているか
このように数値化することで、「先週より良くなっているのか、悪化しているのか」が明確になります。
特に大切なのは、評価結果をもとに次の看護行動を考えることです。
DESIGN-RとDESIGN-R2020の違い
DESIGN-Rは2020年に改訂され、「DESIGN-R2020」として運用されています。
大きな変更点は、R(DTI疑い:深部損傷褥瘡)が追加されたことです。
DTI疑いとは、皮膚が破れていないにもかかわらず、内部の組織がすでに損傷している可能性が高い状態を指します。
ここで注意したいのは、Rは点数評価ではないという点です。
DTI疑いがある場合は、通常のDESIGNの7項目で点数をつけるのではなく、「DTI疑い」として別で管理します。
その後、皮膚が破れて創の内部が確認できるようになってから、通常のDESIGN-R評価に切り替えます。
看護師がDESIGN-R評価を使うメリット
DESIGN-R評価を活用すると、看護実践にさまざまなメリットがあります。
- 客観的に褥瘡の状態を評価できる
- ケアの効果を数値で確認できる
- 医師や他職種と情報共有しやすくなる
たとえば、「少し良くなりました」ではなく、
「G(肉芽)が改善し、E(滲出液)が減少しています」
と伝えられることで、チーム全体で同じ認識を持つことができます。
このようにDESIGN-R評価は、単なる記録ではなく、チーム医療を支える共通言語としても重要な役割を持っています。
DESIGN-R評価の7項目をわかりやすく解説
DESIGN-R評価は、褥瘡の状態を7つの項目で評価します。
それぞれの頭文字をとって「DESIGN」と呼ばれており、創部の状態を多角的に見るための重要な視点になっています。
ここでは、新人看護師さんが現場で迷いやすいポイントも含めて、ひとつずつやさしく解説します😊
Dは深さを評価する項目
D(Depth:深さ)は、褥瘡がどの組織まで達しているかを評価する項目です。

出典:ネスレ栄養ネット
皮膚の発赤だけなのか、それとも皮下組織や筋肉まで達しているのかによって、重症度は大きく変わります。
特に重要なのは、深さによって必要なケアが大きく変わるという点です。
たとえば、浅い褥瘡であればスキンケア中心ですが、深い褥瘡では除圧やドレッシング材の選択、感染対策がより重要になります。
Eは滲出液の量を見る項目
E(Exudate:滲出液)は、創部から出ている液体の量を評価します。

滲出液は創を湿潤環境に保つ役割もありますが、多すぎる場合は感染や炎症のサインの可能性があります。
この評価は、ドレッシング材の選択にも直結します。
たとえば、滲出液が多い場合は吸収力の高い被覆材が必要になります。
Sは褥瘡の大きさを測る項目
S(Size:大きさ)は、褥瘡の面積(長径×短径)で評価します。

創のサイズは、治癒の進行を直接反映する指標です。
小さくなっていれば改善、大きくなっていれば悪化と判断できます。
そのため、同じ条件で定期的に測定し、経過を比較することが大切です。
Iは炎症や感染の有無を見る項目
I(Inflammation/Infection:炎症・感染)は、創部やその周囲に炎症や感染の兆候があるかを評価します。

具体的には以下のような所見を確認します。
- 発赤
- 熱感
- 腫脹
- 疼痛
この項目に点数がつく場合は、感染の進行を疑う重要なサインです。
洗浄の強化や医師への報告など、早めの対応が必要になります。
Gは肉芽組織の状態を見る項目
G(Granulation:肉芽組織)は、創面にどれだけ良好な肉芽が形成されているかを評価します。

肉芽組織は、創が治っていく過程でとても重要な組織です。
肉芽が増えている=治癒が進んでいるサインと考えます。
そのため、適切な湿潤環境や栄養管理ができているかを評価する指標にもなります。
Nは壊死組織の有無を見る項目
N(Necrotic tissue:壊死組織)は、黒色や黄色の壊死組織の有無と割合を評価します。

壊死組織は細菌が繁殖しやすく、治癒を妨げる大きな要因です。
そのため、Nに点数がつく場合は、デブリードマンの必要性を考える重要なサインになります。
単独で判断せず、医師と連携して対応を検討することが大切です。
Pはポケットの有無と広がりを見る項目
P(Pocket:ポケット)は、創の縁の下にできた空洞の有無や大きさを評価します。

症例出典:日本褥瘡学会
ポケットがあると、内部に膿や滲出液がたまりやすくなり、感染コントロールが難しくなります。
評価の際は、綿棒などを用いて測定し、
「何時方向に何cm」と記録するのがポイントです。
洗浄時にはポケット内もしっかりケアする必要があります。
DESIGN-R2020で追加されたDTI疑いと臨界的定着疑い
DESIGN-Rは2020年に改訂され、これまでの評価に加えて「R(DTI疑い)」が導入されました。
この変更はとても重要で、見た目だけでは判断できない褥瘡を早期に発見するためのポイントになります。
新人看護師さんが特に迷いやすい部分なので、しっかり押さえていきましょう😊
DTI疑いとは何か
DTIとはDeep Tissue Injury(深部損傷褥瘡)の略です。
これは、皮膚の表面はまだ破れていないのに、内部の組織がすでに損傷している状態を指します。

具体的には以下のような所見が見られます。
- 紫色や暗赤色の変色
- 指で押しても色が消えない
- 血疱(血豆)ができている
一見すると軽症に見えることもありますが、実際には深部で壊死が進んでいる可能性があり、数日で一気に重症化する危険な状態です。
Rは点数評価ではないことが重要
ここがとても重要なポイントです。
DTI疑い(R)は点数評価を行いません
つまり、通常のDESIGN(D・E・S・I・G・N・P)のようにスコアをつける対象ではありません。
DTI疑いと判断した場合は、
- DESIGNの点数評価は行わない
- DTI疑いとして別で管理する
という対応になります。
そして、皮膚が破れて創部の内部が確認できるようになった時点で、通常のDESIGN-R評価に切り替えます。
出典:日本褥瘡学会
臨界的定着疑いとは何か
臨界的定着疑いとは、明らかな感染ではないものの、創部に細菌が増殖し、治癒が停滞している状態を指します。
いわゆる「感染の一歩手前」の状態で、以下のような変化が見られます。

- 肉芽の色が悪い(暗赤色など)
- 滲出液が増えてきた
- 創の治りが遅い
この段階で気づけるかどうかが、悪化を防ぐ大きなポイントになります。
「まだ感染じゃないから大丈夫」ではなく、早めの対応が重要です。
迷ったときは単独判断しない
DTI疑いや臨界的定着疑いは、見た目の判断が難しいケースも多くあります。
そのため、
- 先輩看護師に相談する
- 医師に報告する
- 褥瘡回診で評価してもらう
といったチームでの判断がとても大切です。
特にDTI疑いは早期対応が予後を大きく左右するため、迷ったらすぐに共有する意識を持ちましょう。
DESIGN-R評価の点数の見方と治癒経過の考え方
DESIGN-R評価は、点数をつけること自体が目的ではありません。
大切なのは、点数をどう解釈して、看護にどうつなげるかです。
ここでは、新人看護師さんがつまずきやすい「点数の見方」をやさしく解説します😊
合計点で見る重症度
まず基本として、DESIGN-Rの合計点は重症度を表します。
- 点数が高い → 重症
- 点数が低い → 軽症
たとえば、同じ仙骨部の褥瘡でも、
「10点」と「30点」では、30点の方が明らかに重症です。
ただし、ここで注意したいのは、
点数だけで判断しないことです。
あくまで全体像をつかむための目安として考えましょう。
点数の変化で見る治癒・悪化
DESIGN-R評価の本当の価値は、経過を見ることにあります。
評価開始時の点数を基準として、その後の変化を比較します。
- 点数が減少 → 治癒傾向
- 点数が増加 → 悪化傾向
たとえば、
「18点 → 13点」
と減っていれば、ケアがうまくいっている可能性が高いです。
このように、時間経過での変化を見ることがとても重要です。
どの項目が変化したかが重要
さらに大切なのは、合計点だけでなく中身を見ることです。
どの項目がどう変化したかが、看護判断のポイントになります。
例えば、
- N(壊死組織)が減少
- G(肉芽組織)が増加
このような変化があれば、治癒が順調に進んでいると考えられます。
一方で、
- I(炎症)が増加
- E(滲出液)が増加
といった変化があれば、感染や悪化のサインかもしれません。
つまりDESIGN-R評価は、
「なぜこの点数なのか」→「次に何をするべきか」
を考えるためのツールです。
点数を見るだけで終わらず、必ず看護行動につなげる意識を持ちましょう😊
DESIGN-R評価を看護記録と報告に活かす方法
DESIGN-R評価は、評価して終わりではなく記録・報告・共有に活かしてこそ意味があります。
ここをしっかり押さえることで、看護の質がぐっと上がります😊
記録では数値と創部の状態をセットで書く
よくあるのが、「DESIGN-R 13点」とだけ記録してしまうケースです。
ですがこれだけでは、他のスタッフは状態を正確にイメージできません。
そのため、
点数+具体的な所見をセットで記録することが大切です。
例えば、
- 発赤の範囲
- 滲出液の性状(漿液性・膿性など)
- 肉芽の色や割合
といった情報を加えることで、より正確な共有ができます。
SOAP形式での記録例
実際の看護記録では、SOAP形式でまとめると整理しやすくなります。
例を見てみましょう。
S:「お尻の傷がズキズキする」
O:
部位:仙骨部
DESIGN-R評価:13点(前回18点)
D3、E2(中等量・漿液性)、S14cm²、I1(発赤・熱感あり)、G2(不良肉芽あり)、N0、P0
創縁に発赤あり、悪臭なし
A:
前回より改善傾向。ただし炎症所見が残存しているため注意が必要
P:
洗浄継続、ドレッシング材継続、除圧強化、医師へ疼痛相談
このように記録することで、誰が見ても状況が理解できる記録になります。
悪化サインは早めに報告する
DESIGN-R評価は、悪化の早期発見にも役立ちます。
特に注意したいのは以下の変化です。
- I(炎症)が増えている
- E(滲出液)が増えている
- N(壊死組織)が出てきた
これらは感染や悪化のサインである可能性があります。
「様子を見る」ではなく、早めに報告することが重要です。
報告の際も、
「悪化している気がします」ではなく、
「Iが0から2に増加しています」
と伝えることで、より的確な判断につながります。
記録と評価はチーム医療の土台になる
DESIGN-R評価を活用した記録は、看護師だけでなく、医師や他職種との情報共有にも役立ちます。
評価が統一されていることで、
- 治療方針の決定
- ケアの見直し
- 経過の比較
がスムーズになります。
つまりDESIGN-R評価は、記録のためだけでなく、チーム医療を支える重要なツールなのです。
DESIGN-R評価をケアにつなげる考え方(PDCA)
DESIGN-R評価は「評価して終わり」ではなく、ケアに活かすことが最も重要です。
その考え方として役立つのが、PDCAサイクルです。
評価→ケア→再評価を繰り返すことで、褥瘡ケアの質を高めていきます😊

Plan:点数から課題を見つける
まずはDESIGN-R評価の結果から、何が問題なのかを整理します。
例えば、
- N(壊死組織)が高い → デブリードマン検討
- E(滲出液)が多い → ドレッシング材の見直し
- I(炎症)がある → 感染対策強化
このように、点数=課題のヒントとして考えることが大切です。
Do:計画したケアを実施する
次に、立てた計画に沿ってケアを行います。
例えば、
- 洗浄方法の見直し
- ドレッシング材の変更
- 体位変換の頻度調整
ここで重要なのは、チームで統一したケアを行うことです。
スタッフごとにケアがバラバラだと、正しい評価ができなくなります。
Check:再評価で変化を確認する
一定期間後に、再度DESIGN-R評価を行います。
ここで見るポイントは、
- 点数が変化したか
- どの項目が変わったか
です。
評価→再評価の比較が最も重要なステップになります。
Action:ケアを見直して改善する
最後に、結果をもとにケアを見直します。
- 改善している → ケア継続
- 変化なし → 原因を再評価
- 悪化している → ケアの見直し・医師報告
例えば、改善しない場合は、
- 体圧が十分に除去できているか
- 栄養状態に問題はないか
- 基礎疾患の影響はないか
といった視点で再アセスメントします。
このようにPDCAを回すことで、
「なんとなくのケア」ではなく、根拠のある看護が実践できるようになります😊

DESIGN-R評価を多職種連携に活かすポイント
DESIGN-R評価は、看護師だけで使うものではありません。
褥瘡ケアはチーム医療で行うため、多職種との共通言語として活用することがとても重要です。
ここでは、現場での活かし方を具体的に見ていきましょう😊
医師との連携で治療方針を明確にする
DESIGN-R評価を使うことで、医師への報告がより具体的になります。
例えば、
「褥瘡が悪化しています」ではなく、
「I(炎症)が1から3に増加しています」
と伝えることで、感染の進行を客観的に共有できます。
これにより、
- 抗菌薬の検討
- デブリードマンの判断
- 治療方針の見直し
がスムーズになります。
栄養・リハビリとの連携
褥瘡の治癒には、創部ケアだけでなく全身状態の管理も重要です。
例えば、
- G(肉芽)が増えない → 栄養状態の見直し
- S(サイズ)が縮小しない → 体圧管理の再評価
といった形で、管理栄養士やリハビリスタッフと連携するきっかけになります。
DESIGN-R評価は、問題点を見える化して他職種につなげるツールでもあるのです。
チームで統一したケアにつなげる
褥瘡ケアは、スタッフごとにやり方が違うと効果が出にくくなります。
DESIGN-R評価を共通認識として持つことで、
- ケアの方向性を統一できる
- 評価のブレを減らせる
- 経過を正確に追える
といったメリットがあります。
チームで同じ目線を持つことが、褥瘡改善のカギになります。
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DESIGN-R評価で新人看護師が間違えやすいポイント
DESIGN-R評価は便利なツールですが、慣れないうちは判断に迷いやすいポイントも多いです。
ここでは、新人看護師さんがつまずきやすい部分を整理しておきましょう😊
深さがわからないときの考え方
D(深さ)はとても重要な項目ですが、実際には判断が難しいことも多いです。
特に多いのが、壊死組織で覆われていて創底が見えないケースです。
この場合は無理に判断せず、「DU(深さ判定不能)」として評価することが大切です。
無理にD3やD4と判断してしまうと、評価がズレてしまう原因になります。
滲出液や感染兆候を見落とさないコツ
E(滲出液)やI(炎症・感染)は、日々の観察で変化しやすい項目です。
しかし、見慣れていないと変化に気づきにくいことがあります。
チェックのポイントは、
- 量だけでなく性状(透明・濁り・膿性)
- 創周囲の発赤や熱感
- 悪臭の有無
などを毎回同じ視点で見ることです。
小さな変化に気づくことが、悪化の早期発見につながります。
ポケット測定で注意したいこと
P(ポケット)は見た目では分かりにくく、評価を忘れやすい項目です。
しかし、ポケットは感染の温床になりやすいため、見逃さないことが重要です。
測定時のポイントは、
- 無理に押し込まず、抵抗のない範囲で挿入する
- 方向と長さをセットで記録する
です。
「3時方向に4cm」のように記録することで、次回との比較がしやすくなります。
点数だけで判断してしまう
もうひとつ多いのが、「点数だけで判断してしまう」ことです。
たとえば、点数が変わっていない場合でも、
- 壊死が減って肉芽が増えている
- 感染が落ち着いてきている
といった変化が起きていることがあります。
そのため、
合計点だけでなく中身を見ることが大切です。
迷ったときに一人で抱え込む
DESIGN-R評価は、経験によって精度が上がっていくものです。
そのため、迷ったときは一人で悩まず、
- 先輩看護師に相談する
- 褥瘡回診で確認する
- 医師に報告する
といった行動が大切です。
「わからないまま進めないこと」が、安全な看護につながります😊
DESIGN-R評価を褥瘡ケアにつなげる看護のポイント
ここまでDESIGN-R評価の見方を解説してきましたが、最も大切なのはケアにどう活かすかです。
評価結果をもとに、具体的な看護行動につなげていきましょう😊
評価結果からケアを見直す
DESIGN-Rの各項目は、そのままケアのヒントになります。
例えば、
- E(滲出液)が多い → 吸収力の高いドレッシング材へ変更
- N(壊死組織)がある → デブリードマン検討
- I(炎症)がある → 感染対策の強化
このように、点数=ケアの方向性として考えることが大切です。
体圧分散と体位変換を徹底する
褥瘡ケアで最も基本となるのが、体圧のコントロールです。

どんなに創部ケアをしても、圧がかかり続けていれば改善は難しくなります。
そのため、
- 体位変換の実施と間隔の見直し
- マットレスやクッションの調整
を確実に行うことが重要です。
| 👉体圧分散については、こちらの記事でも詳しく解説しています。 |
栄養状態の評価も忘れない
褥瘡の治癒には、栄養状態が大きく関係します。
特に、
- 低栄養
- 食事摂取量の低下
- アルブミン低値
などがあると、肉芽形成が進みにくくなります。
G(肉芽)の評価が低い場合は、栄養面のアセスメントも意識しましょう。
スキンケアと湿潤環境を整える
創部は乾燥しすぎても、湿りすぎても良くありません。
適切な湿潤環境を保つことが、治癒を促進します。
そのため、
- 洗浄方法の見直し
- ドレッシング材の選択
- 皮膚保護剤の使用
といったケアが重要になります。
全身状態を含めてアセスメントする
褥瘡は創部だけの問題ではありません。
背景には、
- 活動量の低下
- 循環不全
- 基礎疾患
などが関係しています。
「なぜこの褥瘡ができたのか」を考えることが、再発予防にもつながります。

✅まとめ☆この記事で学べるDESIGN-R評価
この記事での再重要部位👉
- DESIGN-R評価は褥瘡を客観的に判断しケアにつなげるツール
- 点数だけでなく項目ごとの変化を見ることが重要
- 評価→ケア→再評価の流れで看護実践に活かす
記事のまとめ
DESIGN-R評価は、単なる「点数をつけるツール」ではありません。
褥瘡の状態を正しく理解し、次の看護行動につなげるための重要なアセスメントツールです。
はじめは難しく感じるかもしれませんが、
- 項目ごとの意味を理解する
- 点数の変化を見る
- ケアに結びつける
この流れを意識することで、少しずつ使いこなせるようになります😊
DESIGN-R評価を活用して、根拠のある褥瘡ケアを実践していきましょう🩺
引用
- 一般社団法人 日本褥瘡学会「DESIGN-R®2020」
- 一般社団法人 日本褥瘡学会「褥瘡予防・管理ガイドライン(第5版)」
