「敗血症の関連図って、どこから書けばいいの?」と悩みませんか?
病態はなんとなく分かっていても、関連図になると手が止まってしまいますよね💦
この記事では
- 敗血症の関連図の基本構造
- 病態を関連図に落とし込む方法
- 看護問題までつなげるコツ
が分かりますよ♪
結論👉
敗血症の関連図は「感染→炎症→循環不全→臓器障害→看護問題」の流れを一本の幹として書くと一気に整理できます。
この記事では、敗血症の関連図を「そのまま書けるレベル」までやさしく解説します😊
敗血症の関連図とは?基本の考え方
まず最初に押さえたいのは、関連図は「ただの図」ではなく、病態の流れを見える化するツールだということです🩺
敗血症は、単なる感染症ではなく、全身に影響が広がる病態です。
そのため、点ではなく「流れ」で理解することがとても大切になります。
関連図の役割とは?
関連図は、以下をつなげて考えるためのものです。
- 原因(感染源)
- 病態(炎症・循環変化)
- 症状・検査値
- 看護問題・ケア
つまり、「なぜこの症状が出ているのか?」を説明できる状態にするためのツールなんです😊
敗血症は「流れ」で考えるのがコツ
敗血症の関連図で一番大事なのは、バラバラに書かないことです。

以下のように、一本の流れ(幹)を意識してください👇
- 感染(肺炎・尿路感染など)
- 炎症反応(サイトカイン増加)
- 血管拡張・透過性亢進
- 循環不全(血圧低下・灌流低下)
- 臓器障害(SOFAスコア上昇)
この流れを中央にドンと置くのが、関連図をうまく書く最大のコツです✨
よくある失敗パターン
初心者がやりがちなミスも確認しておきましょう。
- 症状だけ並べてしまう
- 矢印のつながりが弱い
- 原因と結果が逆になる
- 看護問題が浮いている
これらはすべて、「流れ」が意識できていないことが原因です💡

1つ1つの矢印に理由があるか、意識すると一気に上達するよ✨
次の章では、実際に「どう配置すればいいのか?」を図のイメージで解説していきますね🩺
【図解イメージ】敗血症の関連図の全体構造
ここでは、「実際にどう配置すればいいのか?」をイメージできるように解説していきます🩺
関連図は配置の型が決まっているので、それを覚えるだけで一気に書きやすくなりますよ😊
関連図の基本レイアウト
敗血症の関連図は、以下のような構造で書くのがポイントです👇

| 位置 | 書く内容 |
|---|---|
| 上 | 原因・リスク因子(感染源、基礎疾患など) |
| 中央 | 病態の流れ(感染→炎症→循環不全→臓器障害) |
| 右・左 | 臓器ごとの症状・検査値 |
| 下 | 看護問題・援助 |
この「上下+中央」の構造を意識すると、迷わず書けるようになります✨
中央の“幹”が最重要ポイント
まずは関連図の中心となる「幹」を書きます。
この部分が関連図の9割を決める超重要ポイントです。
- 感染(肺炎・尿路感染など)
- 炎症反応(サイトカイン増加)
- 血管拡張・血管透過性亢進
- 循環血液量低下・組織低灌流
- 臓器障害(SOFAスコア上昇)
これを縦に一直線でつなぐイメージで書きましょう。
矢印は「→」でしっかりつなぎ、因果関係がわかるようにするのがコツです💡
上に「原因・背景」を配置する
幹の上には、原因やリスク因子を書きます。
- 肺炎、尿路感染、腹腔内感染
- 高齢
- 糖尿病
- 免疫抑制状態
これらから感染へ矢印をつなぐことで、「なぜ起きたか」が明確になります。
左右に「症状・検査値」を広げる
次に、中央の病態から枝を広げていきます。
ここでは「臓器ごと」に分けると整理しやすいです👇
- 呼吸 → SpO2低下、呼吸数増加
- 循環 → 血圧低下、頻脈
- 腎 → 尿量減少、Cr上昇
- 中枢 → 意識レベル低下
- 凝固 → 血小板低下、出血傾向
ポイントは、必ず中央の病態から矢印でつなぐことです。
下に「看護問題」をまとめる
最後に、関連図の下側に看護問題を配置します。
- 組織灌流不全のリスク
- ガス交換障害のリスク
- 急性腎障害のリスク
- 出血傾向のリスク
症状や検査値からさらに下に矢印を伸ばしてつなげると、きれいにまとまります✨

型を持つのが上達の近道なの✨
次は、この中央の流れをもっと深く理解して、「病態をちゃんと説明できる状態」にしていきますね🩺
敗血症の病態を関連図に落とし込む
関連図を書くうえで一番つまずきやすいのが、「病態をどう書くか」ですよね💦
でも安心してください😊
敗血症の病態はパターンが決まっています。
この流れを理解すれば、関連図は一気に書けるようになります✨
① 感染源からスタートする
まず最初は「感染」です。
- 肺炎
- 尿路感染症
- 腹腔内感染
ここがすべてのスタート地点になります。

関連図では「感染」または「〇〇感染症」と書いてOKです🩺
② PAMPsとサイトカインで炎症が暴走する
感染が起きると、体は免疫反応を起こします。
ここで重要なのが以下です👇
- PAMPs(病原体由来物質:エンドトキシンなど)
- サイトカイン(炎症を広げる物質)
これらが過剰になることで、全身性炎症反応(SIRS)が起こります。
いわゆる「サイトカインストーム(炎症の暴走)」の状態です💥
③ 血管が広がり、水分が漏れる
炎症が強くなると、血管に変化が起きます。
- 血管拡張(血管が広がる)
- 血管透過性亢進(水分が漏れる)
この結果どうなるかというと…
血管の中の血液が減る状態になります。
つまり、循環血液量が低下するんですね。
④ 組織に血液が届かなくなる(低灌流)
血液が減ると、全身の臓器に血液が行き届かなくなります。
これが組織低灌流です。
さらに、微小循環(細い血管レベル)でも障害が起きるため、酸素がうまく使えなくなります。
その結果、乳酸が上昇し、細胞レベルでダメージが進みます⚠️
⑤ 臓器障害(SOFAスコア上昇)へ
低灌流が続くと、臓器がどんどんダメージを受けます。
これが多臓器障害です。
臨床では、以下で評価されます👇
- 呼吸(PaO2/FiO2)
- 凝固(血小板)
- 肝機能(ビリルビン)
- 循環(血圧・昇圧薬)
- 中枢(GCS)
- 腎(Cr・尿量)
これがSOFAスコアです。

関連図にそのまま使える「幹テンプレ」
ここまでをそのまま関連図にすると、こうなります👇
肺炎(感染源)
↓
PAMPs・サイトカイン増加
↓
血管拡張・血管透過性亢進
↓
循環血液量低下
↓
組織低灌流
↓
臓器障害(SOFA↑)
この一本の流れを中央に書くだけで、関連図の土台は完成です✨

丸暗記じゃなくて、流れで理解してね✨
次の章では、この流れから「臓器ごとの症状」をどう広げるかを解説していきます🩺
臓器別にみる関連図の“枝”の広げ方
ここからが関連図を一気に「それっぽく」するポイントです✨
中央の幹(病態の流れ)が書けたら、そこから臓器ごとに枝を広げていきます。
コツはシンプルで、「低灌流→臓器障害→症状」の順で考えることです😊
臓器別に整理すると一気に理解できる
敗血症では全身の臓器に影響が出るため、以下のように整理すると関連図に落とし込みやすくなります。

| 臓器 | 病態の流れ | 症状・観察項目 |
|---|---|---|
| 中枢神経 | 脳血流低下 → 神経機能低下 | 意識レベル低下、せん妄(JCS/GCS) |
| 呼吸 | 肺血管透過性↑ → ARDS様変化 | SpO2低下、呼吸数増加、呼吸困難 |
| 循環 | 血管拡張+心機能低下 | 血圧低下、頻脈、CRT延長、末梢冷感 |
| 腎 | 腎血流低下 → ろ過低下 | 尿量減少、Cr上昇 |
| 肝 | 肝血流低下 → 代謝・合成低下 | ビリルビン上昇、黄疸 |
| 凝固 | DIC(凝固異常) | 血小板低下、出血傾向、紫斑 |
この表をそのまま関連図の枝として展開すればOKです✨
枝のつなげ方のコツ
よくあるミスは、「いきなり症状を書く」ことです💦
正しくはこの順番👇
- 組織低灌流
- 臓器機能低下
- 症状・検査値
例えば呼吸なら…
組織低灌流
↓
肺血管透過性亢進
↓
ガス交換障害
↓
SpO2低下・呼吸困難
このように途中のプロセスを書くことが重要です💡
SOFAを意識すると整理しやすい
臓器ごとの整理が難しい場合は、SOFAスコアを使うのがおすすめです。
以下の6項目で考えるとスッキリします👇
- 呼吸
- 凝固
- 肝
- 循環
- 中枢神経
- 腎
つまり、「SOFA=関連図の枝」と考えてOKです✨

ごちゃごちゃする人はここが原因なこと多いの✨
次は、この症状から「看護問題」にどうつなげるかを解説していきます🩺
看護問題・観察項目のつなげ方(ここが差別化)
関連図で一番差がつくのが、この「看護問題のつなげ方」です🩺
ただ問題を並べるだけではなく、病態から自然につながっているかがとても重要になります。
看護問題は「病態の結果」として考える
まず大前提として、看護問題は突然出てくるものではありません。
必ず病態の結果として発生します。
つまり、流れはこうです👇
- 病態(循環不全・低灌流)
- 臓器障害(呼吸・腎・中枢など)
- 症状・検査値
- 看護問題
この順番を守るだけで、関連図の完成度は一気に上がります✨
代表的な看護問題の整理
敗血症では、以下のように整理すると分かりやすいです👇
| 病態 | 症状・所見 | 看護問題 |
|---|---|---|
| 循環不全 | 血圧低下、頻脈、乳酸上昇 | 組織灌流不全のリスク |
| 呼吸障害 | SpO2低下、呼吸困難 | ガス交換障害のリスク |
| 腎障害 | 尿量減少、Cr上昇 | 急性腎障害のリスク |
| 凝固異常 | 血小板低下、出血傾向 | 出血のリスク |
| 感染持続 | 発熱、炎症反応上昇 | 感染拡大のリスク |
このようにセットで考えると、関連図に落とし込みやすくなります😊
観察項目は「具体的に書く」がポイント
関連図の末端には、観察項目を書きます。
ここで大切なのは、抽象的にしないことです。

例えばNG例👇
- バイタルサイン
OK例👇
- 血圧、心拍数、呼吸数、SpO2、体温
- 尿量(1時間尿量)
- 意識レベル(JCS/GCS)
このように具体的な指標を書くことで、評価されやすくなります✨
関連図での配置イメージ
実際のつなげ方はこんな感じです👇
循環不全
↓
血圧低下・乳酸上昇
↓
組織灌流不全のリスク
↓
観察:血圧・HR・尿量・乳酸
この「病態→症状→問題→観察」の流れができていれば完璧です✨
📘 実習で評価される関連図を作りたい方へ
「何を書けばいいか分からない…」と悩んでいる方は、型を覚えるのが最短ルートです。
この記事のテンプレを使えば、指導者に突っ込まれにくい関連図が作れるようになりますよ😊

流れでつなげると自然に出てくるよ✨
次は、実際にそのまま使える「関連図テンプレ」を紹介していきますね🩺
関連図の書き方テンプレ【そのまま使える】
ここでは、実際にそのまま書けるレベルのテンプレを紹介します🩺
「どう書けばいいか分からない…」という方は、まずこれを真似するだけでOKです😊
① 中央の幹テンプレ(コピペOK)
肺炎(感染源)
↓
PAMPs・サイトカイン増加
↓
血管拡張・血管透過性亢進
↓
循環血液量低下
↓
組織低灌流
↓
臓器障害(SOFA↑)
まずはこの一本の流れを中央に書くだけでOKです✨
② 上に原因・背景を書く
中央の「感染」に向かって、上から矢印でつなげます👇
- 高齢
- 糖尿病
- 免疫抑制状態
- 既往歴(慢性疾患など)
👉「なぜ感染したか」を説明できるようにするのがポイントです。
③ 横に症状・検査値を広げる
中央の流れから枝を伸ばします👇
組織低灌流
↓
肺血管透過性亢進
↓
SpO2低下・呼吸困難
組織低灌流
↓
腎血流低下
↓
尿量減少・Cr上昇
このように「途中のプロセス」を必ず入れることが大事です😊
④ 下に看護問題を書く
症状・検査値からさらに下に矢印を伸ばします👇
- 組織灌流不全のリスク
- ガス交換障害のリスク
- 急性腎障害のリスク
- 出血のリスク
これで関連図の完成形になります✨
⑤ 完成イメージ

この形をイメージできれば、どんな症例でも応用できます😊
よくあるミスと改善ポイント
| よくあるミス | 改善ポイント |
|---|---|
| 症状だけ並べる | 必ず病態から矢印でつなぐ |
| 看護問題が浮いている | 症状の下に配置する |
| 矢印が少ない | 因果関係ごとに矢印を入れる |
| 流れがバラバラ | 中央に一本の幹を作る |

慣れてきたら自分の言葉に変えていこう✨
次は、実習で「評価される関連図」にするためのコツを解説していきます🩺
実習で評価される関連図にするコツ
同じ内容でも、「評価される関連図」と「評価されない関連図」があります💡
ここでは、実習や新人時代に差がつくポイントをお伝えしますね😊
① 深さを「ちょうどよく」する
よくあるのが、
- 浅すぎる(表面的)
- 深すぎる(難しすぎる)
のどちらかです💦
理想は、「説明できるレベルまで書く」ことです。
例えば「血圧低下」だけで終わらず、
👉 なぜ血圧が下がるのか(血管拡張・循環血液量低下)
まで書けると評価が上がります✨
② 矢印に“意味”を持たせる
矢印はただの飾りではありません。
1つ1つに理由(因果関係)が必要です。
NG例👇
- 血圧低下 → 意識低下(説明なし)
OK例👇
- 血圧低下 → 脳血流低下 → 意識レベル低下
このように途中のプロセスを書くのがポイントです😊
③ 「なぜ?」で自分にツッコミを入れる
関連図を書くときは、常に自分にこう問いかけてください👇
- なぜこの症状が出ている?
- なぜこの検査値が変化する?
- なぜこの看護問題になる?
これを繰り返すと、自然と関連図が深くなります✨
④ 見やすさも評価ポイント
意外と大事なのが「見た目」です👀
- 矢印の向きを統一する
- ごちゃごちゃさせない
- 中央の幹を太く意識する
パッと見て理解できる関連図は、それだけで評価が上がります😊

図は“考えた証拠”だからね✨
ここまでできれば、かなりレベルの高い関連図になりますよ🩺
✅まとめ|この記事で学べる敗血症関連図
この記事での再重要部位👉
- 感染→炎症→循環不全→臓器障害の流れが幹になる
- 臓器ごとに枝を広げて症状・検査値をつなげる
- 看護問題は「病態の結果」として配置する
記事のまとめ
敗血症の関連図は、一見むずかしく感じますが、実は型が決まっているのが特徴です😊
「感染→炎症→循環→臓器」という流れを軸にすれば、自然と全体がつながっていきます。
最初はテンプレを使ってOKです✨
少しずつ「なぜ?」を考えながら、自分の言葉で書けるようになると、実習でもしっかり評価されますよ🩺
焦らず、一つずつ理解していきましょう😊応援しています🌸
引用・参考文献
- 看護roo!「敗血症って何?|敗血症の基礎知識」
https://www.kango-roo.com/learning/3445/ - ナース専科「敗血症の看護|原因、診断、治療、看護のポイント」
https://knowledge.nurse-senka.jp/500894 - ナース専科「尿路感染症による敗血症で治療中の患者さんに関する看護計画」
https://knowledge.nurse-senka.jp/500923 - ナース専科「急性肺炎で敗血症ショックを起こしている患者さんの看護計画」
https://knowledge.nurse-senka.jp/501453 - 医学書院「敗血症の新定義・診断基準を読み解く(Sepsis-3)」
https://www.igaku-shoin.co.jp/paper/archive/y2016/PA03169_01 - 看護師になろう「関連図の書き方&サンプル 基本編」
https://www.kan-naro.jp/lp/training/how-to-write-association-chart