
「先輩から『NRSで評価しといて』って言われるけど、どう聞けばいいか自信がない…」「患者さんに『10段階で言われてもピンとこない』って困った顔をされちゃう…」「評価した後のアセスメントや記録って、これで合ってるのかな?」
そう思う方もいるかもしれません。毎日のお仕事、本当にお疲れ様です。痛みの評価って、シンプルに見えて奥が深いですよね。
この記事では
- イラストでわかる!NRSの0~10の痛みの基準
- コピペで使える!患者さんへの魔法の質問フレーズ
- 評価の精度をグッと上げる3つのコツ
- デキる看護師に近づく!アセスメントと記録術 が分かりますよ♪
実は、NRSの評価がうまくいくかどうかは、患者さんと「痛みのモノサシ」を正しく共有し、ほんの少し聞き方を工夫するだけで劇的に変わるんです。
この記事では、NRSの基礎知識から、明日あなたの病棟で即使える具体的な聞き方のフレーズ、そして評価をアセスメントや記録に活かすコツまで、わかりやすく解説していきます。
【まずコレ!】NRS(痛みスケール)って一体なにもの?🤔
「Aさんの痛み、NRSで評価しといてね」なんて言われること、よくありますよね。
「NRS、NRSってよく聞くけど…今さら『それ何ですか?』とは聞きづらいな…」 「そもそも、なんでわざわざ数字で聞かないといけないんだろう?」
そんな風に思ったことはありませんか? 大丈夫です!
まずは基本のキから、NRSが一体どんなものなのか、なぜ大切なのかを一緒にサクッとおさらいしていきましょう✨
NRSは”数字で評価するモノサシ”のことだった!
NRSとは、Numerical Rating Scale(ニューメリカル・レーティング・スケール)の略です。
ちょっぴり難しく聞こえますが、一言でいうと、 患者さん自身の「痛みの強さ」を、0から10の数字で教えてもらうための共通のモノサシのことなんです📏
「すごく痛い」「ちょっと痛い」といった言葉の感じ方は人それぞれですが、「数字」という共通のモノサシを使うことで、患者さんと私たち医療者が、同じ基準で痛みの程度を理解できるようになります。
なぜ必要?痛みを数字で聞く3つの大きなメリット
「でも、どうしてわざわざ数字で聞く必要があるの?」と思いますよね。
NRSを使うことには、私たちの看護に役立つ、こんなに大きなメリットがあるんです!
メリット | 具体的にどういうこと? 🤔 |
---|---|
① 痛みを「見える化」してチームで共有! | 「すごく痛そう」という曖昧な表現ではなく、「NRS 8点」という共通言語で、医師や他のスタッフに正確に報告・相談できます。チーム全員が同じ認識を持てるのが強みです🤝 |
② ケアや薬の効果がひと目でわかる! | 鎮痛薬を使う前は「NRS 7点」だったけど、使った後は「NRS 3点」になった、というように効果測定が簡単になります。ケアが適切だったか振り返るのにも役立ちますよ💊 |
③ 患者さんの状態をより深く知るきっかけになる! | 「NRS 5点ですね。どんな時に痛みますか?」など、数字をきっかけに具体的な状況や不安を聞き出すことができます。患者さんとの信頼関係を深める第一歩になります😊 |
NRSは患者さんの痛みを客観的に評価し、質の高いケアを提供するための大切なツールです💪
ただし、認知症の患者さんや小児には使用が困難な場合もあるので、その際はフェイススケールなど他の評価方法を使い分けることも大切ですね🌟
【保存版】0と10じゃ大違い!NRSの痛みのレベルをイラストで全解説✨
NRSの目的やメリットはわかったけど、一番難しいのが「数字のイメージ共有」ですよね💦
患者さんに「痛みの強さは3くらいです」と言われても、 (3って…どれくらいの辛さなんだろう…?) (私のイメージと、患者さんの感じている痛みがズレてたらどうしよう…) なんて、不安に思うこと、ありませんか?
大丈夫です!❤
ここでは、0から10までの各レベルがどんな状態なのか、具体的なイメージと一緒に見ていきましょう!
これを読めば、患者さんの「痛い」がもっと深く理解できるようになりますよ。
【レベル:軽】1~3の痛みは「気になるけど、まだ平気」な状態
このレベルは、いわゆる「軽度の痛み(Mild Pain)」です。
痛みは確かにあるけれど、日常生活(テレビを見る、本を読む、誰かと会話するなど)には大きな支障がない状態をイメージしてください。
患者さんご本人は痛みを自覚していますが、私たちから見ると表情は穏やかだったり、普通に会話できたりする感じです😊
「痛みはありますか?」と聞くと「うん、少しね」と答えられるような、そんな状態ですね。
患者さんの様子と特徴:
-
表情は比較的穏やか
-
会話も普通にできる
-
自力で体位変換ができる
-
食事や水分摂取に問題なし
-
睡眠もある程度とれている
【レベル:中】4~6の痛みは「集中できない…」と思わず顔をしかめる辛さ
このレベルは「中等度の痛み(Moderate Pain)」と呼ばれます。
痛みが常に気になって、物事に集中するのが難しくなってくる状態です。
思わず顔をしかめたり、痛い部分を気にしたり、ため息をついたり…といった動作が見られるようになります😥
このレベルの痛みは、患者さんのQOLに明らかに影響を及ぼします。
鎮痛薬の使用を具体的に検討し始める大切な段階なので、表情や言動の変化にしっかり注目したいポイントです。
患者さんの様子と特徴:
-
時々顔をしかめる表情が見られる
-
集中力が低下し、会話が途切れがち
-
体位変換時に「痛い」と声に出すことが増える
-
食欲が低下することがある
-
夜間の痛みで睡眠が浅くなる
【レベル:重】7~10の痛みは「動けない!」と叫びたくなる最大の痛み
このレベルは、緊急性のある「高度な痛み(Severe Pain)」です。
日常生活を送るのが困難になるほどの、非常に強い痛みを指します。
会話もままならなかったり、体を動かせなくなったり、中には呻き声や叫び声をあげたりする方もいます😖
「10」は、患者さんが「これまでに経験したことがない、想像できる最大の痛み」を指します。
このサインが見られたら、私たちはすぐに行動しなければなりません!
迅速な報告と介入が不可欠です。絶対に見逃せない、最優先で対応すべき痛みだと覚えておきましょう。
患者さんの様子と特徴:
-
明らかに苦痛の表情
-
動作時に「痛い!」と大きな声が出る
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自力での体位変換が困難
-
食事摂取が困難になることがある
-
痛みで眠れない、または頻繁に目が覚める
一目でわかる!NRS痛みのレベル早見表
ここまでの内容を、いつでもサッと確認できるように表にまとめました!
ぜひブックマークして活用してくださいね。
数値 | レベル | 患者さんの状態(イメージ) | 看護のポイント(私たちの視点) |
---|---|---|---|
0 | 痛みなし | 穏やかで、全く痛みを感じていない状態。 | 痛みがないことを確認し、安楽な状態が続いているか観察します😌 |
1-3 | 軽度の痛み | 痛みはあるけど、テレビを見たり会話したりは普通にできる。 | 「痛みはありますか?」と聞くと「少し…」と答えられる感じ。痛みの性質や持続性を確認します😊 |
4-6 | 中等度の痛み | 痛くて何かに集中できない。顔をしかめたり、ため息が増えたりする。 | 鎮痛薬が必要か検討するレベル。表情や言動の変化に注目します😥 |
7-10 | 高度な痛み | 動くのも辛い。話すのもやっと。冷や汗や呻き声が出ることもある。 | 緊急性が高いサイン!迅速な報告と介入が必要です。絶対に見逃せないレベルです😖 |
もう迷わない!明日から使えるNRSの聞き方と魔法のフレーズ集🪄
痛みのレベル分け、バッチリですね!
でも、知識としてわかっていても、次の関門は「患者さんへの聞き方」だったりしませんか?😥
「いざ患者さんを前にすると、どう聞けばいいか緊張しちゃう…」 「『10が最大の痛みって言われても、よくわからないわ』と患者さんを困らせてしまった…」
そんな経験、誰にでもありますよね。
大丈夫!ここでは、そんなあなたのための、聞き方のコツと、そのまま使える魔法のフレーズを用意しました。
これを読めば、もう聞き方に迷うことはありません。自信を持って患者さんと向き合えるようになりますよ👍
たった4ステップ!NRS評価の基本的な流れ
まずは基本の流れからおさえましょう!
この4ステップを意識するだけで、スムーズに評価できるようになりますよ。
- 目的を伝える 🗣️
まずはお声がけから。
『お薬の効果を見たいので、痛みのことを少し教えてくださいね』と、何のために聞くのかを伝えるだけで、患者さんも安心します😊 - モノサシを説明する 📏
次に、NRSという『モノサシ』の説明です。
『0が全く痛くない状態で、10が想像できる一番の痛みだと考えてみてください』と、お互いの基準を共有します。 - 質問する ❓
いよいよ質問です。
『今の痛みは、この0から10のモノサシだと、いくつくらいになりますか?』と尋ねます。 - 記録と感謝を伝える 🙏
最後に、『ありがとうございます。3ですね』と復唱して記録し、『教えてくださってありがとうございます』と感謝を伝えて締めくくります。
これが信頼関係に繋がります❤
【コピペOK】患者さんに伝わる!魔法の質問フレーズ集
いざという時にそのまま使える、便利なフレーズ集です!
こんな時どう聞く? | OKフレーズ🙆♀️ | ちょっと待って!NGフレーズ🙅♀️ |
---|---|---|
基本の聞き方 | 「0から10の数字で表すと、今の痛みはいくつくらいですか?」
「痛みが全くない状態を0、今まで経験した一番強い痛みを10として、今の痛みはどれくらいですか?」 |
「痛いですか?」(Yes/Noでしか答えられない) |
痛みの場所を聞く | 「一番つらいのはどこですか?その痛みを0から10で教えてください」 | 「5くらいの痛みですか?」(数字を誘導してしまう) |
ケアの前後で聞く | 「体を動かすと痛みが強くなると思いますが、動いた時の痛みはいくつですか?」 | 「変わりないですか?」(具体的に答えにくい) |
患者さんも緊張してしまうと思いますので、
- 「正解はありませんので、感じたままをお聞かせください」
- 「数字で表すのは難しいかもしれませんが、だいたいで構いませんよ」
と声をかけると安心して答えられるかもしれませんね😊
これだけは押さえたい!評価の精度を上げる3つのコツ
フレーズと合わせて、この3つのコツを意識すると、評価の精度がグッと上がりますよ!
-
コツ1:タイミングを統一する
評価するタイミングを一定にすることが重要です。
「安静時」「体動時」「鎮痛薬投与前後」など、目的に応じてタイミングを決めておきましょう。
毎回異なるタイミングで評価すると、痛みの変化を正確に把握できません。コツ2:同じ聞き方を継続する
同じ患者さんには、毎回同じ質問フレーズを使用することが大切です。
質問の仕方が変わると、患者さんの答えも変わってしまう可能性があります。
「想像できる最大の痛みを10として…」と決めたら、その表現を一貫して使い続けましょう💡コツ3:患者さんの個別性を考慮する
認知症の患者さんや小児には、NRSの使用が困難な場合があります。
そのような場合は、フェイススケールなど他の評価方法への切り替えを検討しましょう。
また、日本人は「5」や「7」を選ぶ傾向があることも念頭に置いておくと良いですね。
NRSだけじゃない!?VAS・フェイススケールとの違いをサクッと比較表でチェック✅
NRSの聞き方、もうバッチリですね!
でも、臨床では時々「数字で答えるのが難しい」という患者さんに出会うことはありませんか?
例えば、小さなお子さんや、認知症のご高齢の方など…。
実は、痛みのモノサシはNRSだけじゃないんです。
患者さんの状態に合わせて最適なモノサシを選べるようになると、看護の幅がグッと広がりますよ✨
ここでは、代表的な他の痛みスケールと、その使い分けについて見ていきましょう!
線で評価する「VAS」って?NRSとの違いはココ!
VASとは「Visual Analogue Scale(ビジュアル・アナログ・スケール)」の略。
これは、「痛くない」を左端、「想像できる最大の痛み」を右端にした10cmの線を見せて、今の痛みがどの辺りかを指してもらう方法です。
数字でパッと答えるNRSと比べて、VASはより感覚的に、細かな痛みの程度を示せるのが特徴。
研究などでよく使われますね。
表情で伝える「フェイススケール」は子供や高齢者の味方!
フェイススケールは、その名の通り「顔の表情」で痛みを評価するスケールです。
にこやかな顔から、泣き顔まで、痛みのレベルを6段階ほどの表情のイラストで示し、患者さんに今の痛みに一番近い顔を選んでもらいます😊😢
数字の概念が難しい小さなお子さんや、認知機能が低下したご高齢の方など、言葉での表現が難しい方の痛みを汲み取るのに、とっても役立つ私たちの強い味方なんです!
【完全版】どのスケール使う?状況別の痛みスケール早わかり比較表
NRS、VAS、フェイススケール…。
結局どれを使えばいいの?が一目でわかるように、比較表にまとめました!
スケール名 | 評価方法 | メリット | どんな人向け? |
---|---|---|---|
NRS | 0-10の数字で答える | 簡便で電話でも可能。変化が分かりやすい。 | 意思疎通が可能な成人、数字の概念がわかる方 |
VAS | 10cmの線の上で指し示す | 細かな痛みの程度を表現できる。 | 研究や、より詳細な評価が必要な場合 |
フェイススケール | 表情のイラストから選ぶ | 直感的でわかりやすい。言葉が不要。 | 小さなお子さん、認知症の方、言葉の通じない外国人の方など |
状況別おすすめスケール:
外来・一般病棟: NRSが最も適しています。簡便で誰でも使いやすく、医療チーム全体で共通認識を持てます。
小児科: 3歳以上はフェイススケール、7歳以上であればNRSも使用可能です。年齢と理解力に応じて選択しましょう。
高齢者ケア: 認知機能が正常であればNRS、軽度認知症の場合はVRSやフェイススケールが適しています。
集中治療室: 意識レベルに応じてNRSまたはフェイススケールを使い分けます。鎮静中の患者さんには行動痛みスケールも検討しましょう。
研究・詳細評価: VASが最も正確な評価が可能ですが、患者さんの負担も考慮して選択してください。
痛みの評価は患者さんの苦痛を理解し、適切なケアを提供するための大切なスキルです💪
それぞれのスケールの特徴を理解して、患者さん一人ひとりに最適な評価方法を選択することで、より質の高い看護ケアが提供できるようになりますね🌈✨
お仕事探しはしごとレトリバーにおまかせ!!
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デキる看護師の一歩先へ!NRS評価をアセスメントと記録に活かす方法📝
NRSの評価、もう完璧ですね!
でも、私たちの仕事は「評価して終わり」じゃありませんよね😉
聞いたNRSの点数を、どうアセスメントに繋げるか。
そして、どう記録に残せば他のスタッフに的確に伝わるか。
ここが「デキる看護師」への分かれ道かもしれません✨
ここでは、評価結果を最大限に活かすための観察ポイントと、誰にでも伝わる記録の書き方を見ていきましょう!
数字だけ見てない?NRSとセットで観察すべきポイント
NRSは患者さんの「主観的な訴え(S)」ですが、私たちはそれに加えて「客観的な事実(O)」を観察するプロです。
数字と合わせて以下のポイントを観察することで、アセスメントの質が格段にアップしますよ!
観察項目 | 具体的なポイント | 記録例 |
---|---|---|
バイタルサイン | 血圧・脈拍・呼吸数の変化 | BP 140/90→120/80(鎮痛後) |
表情・行動 | 顔色・表情・体位変換の様子 | 時々顔をしかめ、自力体位変換困難 |
日常生活 | 食事・睡眠・ADLへの影響 | 食事摂取量50%、夜間覚醒3回 |
薬物療法 | 鎮痛薬の効果・副作用 | ロキソニン投与30分後NRS4→2 |
- 表情・言動 👀 顔をしかめている、呻いている、口数が少ない、イライラしているなど、言葉以外のサインを見逃さないで。
- バイタルサイン グラフ📈 痛みで血圧が上がったり、脈が速くなったりしていませんか?特に急な変化には要注意です。
- 随伴症状 🤢 吐き気、冷や汗、めまい、食欲不振など、痛みに伴う他の症状はありませんか?
- ADLへの影響 🚶♀️ 痛みで食事がとれない、眠れない、トイレに行くのをためらうなど、日常生活にどれくらい支障が出ているかを確認しましょう。
【例文あり】SOAPに沿って書ける!NRSの看護記録術
観察したポイントを、他のスタッフに分かりやすく伝えるのが「看護記録」です。
ここではSOAPに沿った記録の書き方を、具体的な例文で紹介します!
【例文1】術後疼痛のSOAP記録
S(主観的情報):
「お腹の傷がズキズキして痛い。特に起き上がる時が辛くて、NRSで7くらいです。昨日より痛みが強くなった気がする」
O(客観的情報):
-
安静時NRS4、体動時NRS7
-
BP 135/85、HR 88、SpO2 98%
-
創部発赤なし、腫脹軽度あり
-
自力体位変換時に顔をしかめる
-
夜間覚醒2回、食事摂取量70%
A(評価・アセスメント):
術後3日目で創部痛が持続している状態
。体動時の疼痛が強く、ADLに影響を与えている。
バイタルサインは安定しているが、疼痛による交感神経刺激で軽度の血圧上昇を認める。
P(計画):
-
鎮痛薬投与前後のNRS評価を継続
-
体位変換時の疼痛軽減のための援助
-
疼痛による生活への影響度を継続観察
-
主治医に疼痛コントロールについて相談
【例文2】慢性疼痛のSOAP記録
S(主観的情報):
「腰の痛みがずっと続いていて、今日はNRS6です。朝起きる時が一番辛くて、動き始めると少し楽になります」
O(客観的情報):
-
安静時NRS6、歩行時NRS4
-
起床時の動作緩慢、表情こわばりあり
-
鎮痛薬服用後30分でNRS4に改善
-
食欲良好、夜間良眠
A(評価・アセスメント):
慢性腰痛による疼痛が継続している。
朝の疼痛が強く、日内変動がある。
鎮痛薬の効果は認められるが、根本的な疼痛コントロールが必要。
P(計画):
-
NRSによる疼痛評価を1日3回継続
-
非薬物療法(温罨法等)の導入検討
-
理学療法士との連携を図る
-
疼痛日記の導入を提案
SOAP記録のコツ💡
-
S情報では患者さんの言葉をそのまま記録し、NRSの数値も含める
-
O情報では客観的なデータとして、NRSの数値変化や観察した身体所見を記載
-
A情報では疼痛の原因や影響を分析し、看護問題を明確化
-
P情報では具体的で実行可能な計画を立案
NRSを使いこなして患者さんの痛みに寄り添おう🤝
看護師の皆さん、いかがでしたか?
NRSは単なる数値評価ツールではなく、患者さんの痛みを理解し、質の高いケアを提供するための大切な「コミュニケーションツール」なんです💕
NRSの数値だけでなく、患者さんの表情、バイタルサイン、日常生活への影響を総合的に観察することで、より深く患者さんの状態を理解できるようになります。
そして、SOAP記録を活用することで、その情報を医療チーム全体で共有し、継続的で一貫したケアが提供できるようになりますよ。
デキる看護師になるための3つのポイント:
-
数値の背景を見る目を養う – NRSの数字だけでなく、患者さんの全体像を把握する
-
継続的な評価を心がける – 痛みは変化するものだから、定期的な評価が重要
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チーム全体で情報共有 – SOAP記録を活用して、質の高いケアを提供
患者さんの「痛み」は、その人の生活の質に大きく影響する重要な症状です😊
私たち看護師が痛みに寄り添い、適切な評価とケアを提供することで、患者さんの回復を支えることができます。
明日からぜひ、今回ご紹介したポイントを実践してみてくださいね✨
<参考・引用>
マイナビ看護師
Neurotech Medical
看護roo
日本ペインクリニック学会