新生児の呼吸を観察していて、「呼吸が早いけど正常なのかな?」「リズムがバラバラで不安…」と感じたことはありませんか?
実習や現場で新生児を受け持つと、大人との違いに戸惑ってしまいますよね。先輩に聞く前に、まずは自分で確認したくなる場面も多いと思います。
この記事では
- 新生児の呼吸の特徴と正常な呼吸数
- 不規則な呼吸が起こる理由と正常・異常の見分け方
- 新人看護師が押さえておきたい観察と報告のポイント
が分かりますよ♪
結論👉
新生児の呼吸は「速い・不規則・腹式」が基本です。
まずは正常な特徴を知ることで、異常との違いを落ち着いて判断できるようになります。
この記事では、新人看護師が現場で迷いやすい新生児の呼吸の特徴について、正常と異常の境界を意識しながらやさしく解説します🩺🌸
新生児の呼吸の特徴とは?成人との違い
新生児の呼吸は、大人と比べると「速い・不規則・浅い」という特徴があります。
これは異常ではなく、新生児特有の体の構造や生理的な理由によるものです。
まずは全体像を押さえておきましょう🩺
新生児の呼吸数が多い理由(30〜60回/分)
新生児の呼吸数は、1分間に30〜60回が正常範囲とされています。
成人(12〜20回/分)と比べるとかなり多く感じますよね。
これは、新生児の肺がまだ小さく、一回の呼吸で取り込める空気量が少ないためです。
その分、回数を増やして酸素を取り込んでいます。
呼吸リズムが不規則になるのはなぜ?
新生児は呼吸中枢(呼吸を調節する脳の働き)が未成熟なため、呼吸のリズムが一定ではありません。
浅く速い呼吸が続いたかと思うと、少し間が空くこともあります。
このような不規則さは、生理的な範囲であれば心配いりません。
成人の呼吸との違いを比較して理解する
成人は胸郭の動きが大きく、呼吸も安定しています。
一方、新生児は胸郭が柔らかく、呼吸筋も未発達なため、安定性に欠けるのが特徴です。

まずは違いを知ることが大事ね。
新人がまず押さえたい「正常な呼吸」の基準
新人看護師が一番不安になりやすいのが、「これって正常なの?」という判断ですよね。ここでは基準となる考え方を整理します。
新生児の呼吸数の正常範囲
覚えておきたいのは30〜60回/分という数字です。
ただし、泣いている時や体動がある時は一時的に増えることもあります。
生理的にみられる呼吸のばらつき
一定のリズムでなくても、顔色が良く、哺乳や反応が保たれていれば、生理的な範囲であることが多いです。
睡眠・覚醒・哺乳で変わる呼吸の特徴
睡眠中は呼吸が浅く不規則になりやすく、覚醒時や啼泣時には速くなります。
場面ごとの変化を合わせて観察することが大切です。
新生児はなぜ腹式呼吸・鼻呼吸なの?
「腹式呼吸」「鼻呼吸」は国試でも現場でもよく出てくるポイントですね。
理由を知ると観察につなげやすくなります😊
腹式呼吸が主体になる体の構造
新生児は肋骨が水平で胸郭が柔らかく、胸を広げて呼吸することが苦手です。
そのため、横隔膜を使った腹式呼吸が中心になります。
鼻呼吸が基本な理由と注意点
新生児は口呼吸がうまくできず、基本的に鼻呼吸です。
そのため、鼻閉があると呼吸が一気に苦しくなります。
腹部膨満・鼻閉が呼吸に与える影響
哺乳後の腹部膨満や鼻腔内分泌物は、腹式呼吸・鼻呼吸を妨げる要因になります。
ケアと観察が重要です。
新人が迷いやすい「不規則呼吸」は異常?
呼吸が止まったように見えて、ドキッとした経験はありませんか?
ここは新人が特につまずきやすいポイントです。
生理的な不規則呼吸とは
数秒間呼吸が浅くなったり、間が空いたりすることは生理的にみられます。
すぐに刺激で再開し、全身状態が安定していれば経過観察となることが多いです。
周期性呼吸と異常の違い
不規則でも規則性があり、チアノーゼを伴わない場合は生理的なことが多いです。
「様子見」でよいケース・報告すべきケース
顔色不良、哺乳低下、呼吸努力の増強があれば、早めに報告が必要です。
要注意!異常を疑う新生児の呼吸サイン
ここからは「これは見逃したくない」という異常サインを整理します。
多呼吸・呼吸数の異常
安静時にも60回/分以上が持続する場合は注意が必要です。
陥没呼吸・鼻翼呼吸・呻吟
努力呼吸が見られる場合、呼吸負荷が高まっているサインです。
チアノーゼ・哺乳低下との関連
呼吸だけでなく、哺乳量や反応性も合わせて評価します。

新人向け|新生児の呼吸観察ポイント
知識を実際の観察につなげていきましょう。
呼吸数の正しい測り方
腹部の上下動を1分間しっかり数えることが基本です。
呼吸の「量」だけでなく「質」を見る
リズム、努力呼吸の有無、呼吸音も合わせて評価します。
観察時に一緒に見るバイタル・全身状態
SpO₂、皮膚色、哺乳、意識状態をセットで観察しましょう。
先輩にどう報告する?新人向け呼吸の伝え方
判断に迷ったときは、情報を整理して伝えることが大切です。
報告に必要な最低限の情報
呼吸数、リズム、努力呼吸の有無、全身状態をまとめます。
「正常かも/異常かも」をどう伝えるか
主観だけでなく、観察事実を中心に伝えましょう。
新人が使いやすい報告フレーズ例
「安静時の呼吸数が60回/分以上で、陥没呼吸が見られます」など、具体的に伝えるとスムーズです。
✅まとめ|この記事で学べる新生児の呼吸の特徴
この記事での再重要部位👉
- 新生児の呼吸は30〜60回/分が正常
- 不規則・腹式・鼻呼吸は生理的特徴
- 呼吸は数と質をセットで観察する
記事のまとめ
新生児の呼吸は、大人と違っていて当たり前です。
まずは正常な特徴をしっかり理解することで、異常にも落ち着いて気づけるようになります。
新人のうちは迷うことが多いですが、一つずつ経験を積んでいきましょう😊
先輩が聞いても教えてくれない…
教育体制が整ってない?
…などなど不安があるときには一度相談してみませんか?
他の病院の指導体制はどうなんだろう?と今の病院との比較をしたいなどでもOK!
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<参考・引用>
Aplica
Dear Mom
看護roo!
マイナビ子育て
常葉大学 学術リポジトリ


