
「家事や育児と両立ができない」
「もう看護師辞めようかな」
このように考えていませんか?
過酷な看護師のお仕事を続けながら、家事と育児の両立は毎日が戦場そのもの。
筆者は看護師歴16年、2人の子育てに奮闘中のママナース。
上の子を出産後、看護師と育児の両立に悩み疲弊した経験があります。
当時は悩み苦しみ、一気に10キロも痩せてしまいました。
看護は好き、でも毎日つらい…
この記事では、過去の私と同じように悩んでいる方が、家事や育児に追われながらでも看護師を長く続けるコツを5つお伝えしていきます。
この記事を書いてくれた人:さい(Instagram @sai__nursemama)
▶︎看護師経験16年(病棟/外来/美容/施設/単発)
▶︎アラフォー/酒とお子を愛する2児ママ
「毎日を少しでもハッピーに」をモットーに、Instagramではママナースのリアルな経験をお届け中。
さらに、“勉強苦手目線”で作成された看護知識は、わかりやすくてサクッと学べるので必見です!
【ママでもナース!】家事・育児に追われながら看護師を長く続けられるコツ5選
仕事と家庭を両立させる5つのコツ
①完璧は求めない
②周りを気にしない
③家族で十分なコミュニケーション
④資格は一生自分のもの
⑤家族が笑顔でいること
看護師の仕事を長く続けるには、これらが大切だと考えています。
1つずつ解説していきますね。
①完璧は求めない
家事、育児を完璧にこなそうと頑張りすぎていませんか?
もちろん、完璧を目指す事が悪い事ではありません。
しかし、看護師の仕事をしながら家事や育児をこなすのは、かなりハードです。
夕食は外食やテイクアウトに頼る日があっても良い、手の込んだ料理は休みの日にするなど、程よく手を抜く事で、ママの日々の負担を減らす事ができます。
私は過去に、子供の栄養面を気にして夜勤の日に睡眠時間を削って料理をしたり、掃除をしたりしていた時期もありましたが、体調を崩してしまいました。
しっかりと休息をとる為にも、程よく手を抜く事を意識するようになりました。
完璧を求めない事で毎日の自分を助けてあげる事に繋がります。
②周りを気にしない
病棟勤務をしていた私は、子供と過ごす為に、なるべく夜勤に入りたくないと思っていました。
しかし、周りには何回でも夜勤に入りたい!と言うママナースも。
自然と病棟内では、夜勤をセーブする人が悪いような雰囲気があり、気まずさや申し訳なさを感じるようになりました。
私も自分の気持ちに蓋をして、夜勤を増やすようにしたのですが、子供の精神状態が不安定になり、癇癪を起こす事が増え、結果として私自身も、気持ちが落ち込む事が増えてしまいました。
自分と周りの人は違う!自分には自分らしい働き方があるのだと気付くきっかけとなりました。
周りと同じじゃなくて良い!と思うだけで、心がスッと軽くなりますよ。
③家族で十分なコミュニケーション
看護師として働くママにも、色々な家族の形があると思います。
共働き夫婦、シングルマザー、パートナー、どの家族の形にも大切な事は、十分にコミュニケーションを取る事だと言えます。
看護師は不規則で過酷な仕事です。しかし、家族にその苦労に気付いてよ!と苛立っても家族に看護師の辛さが分かる訳はありません。
これは、私の失敗談ですが、家事や育児を当たり前に分担するものだと思っていました。
しかし、徐々に夫の負担が増えた事にも気付かず、仕事のストレスも多く、自分が1番大変だと思っていました。
「ありがとう」「つらい」「ごめんね」簡単な言葉ですが、ほとんどが言えていなかったのです。
夫婦互いに忙しく働く毎日の中でも、できる限りコミュニケーションを取る事で、より家族が団結します。
家事や育児に追われる毎日でも、日々の活力になるでしょう。
④資格は一生自分のもの
当たり前だ!と感じた方もいるかもしれません。
しかし、看護師の資格が一生自分のものだという事を忘れている方も多いのです。
看護師の退職理由の上位に「結婚」「妊娠」「子育てとの両立が困難」があげられます。
多くのママナースがライフステージの変化によって、看護師を続けることの難しさを感じ悩み続けています。
過去の私と同じように、心身の不調を訴えるケースも珍しくはありません。
そのような場合は、少し看護師の仕事をセーブしたり、休んで自分の生活を見つめ直してみても良いのです。
看護師を辞めても休んでも、資格はなくなりません。
1番大切なのは、ママの健康です。
現在は看護師が活躍できる場が、たくさんあります。
ママが心と身体に相談しながら、自身に合う働き方を模索してみるのも、看護師を長く続ける1つの方法です。
⑤家族が笑顔でいること
私は家族の笑顔が1番大切だと感じています。
毎日の忙しさ、辛さから、つい笑顔を失っていませんか?
ママが笑顔をなくすと、家族も笑顔をなくしてしまいます。
毎日、家事や育児に追われながらも、看護師として一生懸命働くのは、きっと家族が笑顔で生活する為だと思います。
私自身、何の為に働き、なぜこんなに辛い毎日に耐えているのか、分からない時期がありました。
鏡に映る自分の表情は険しく、家族にも強く当たってしまう。家族の会話は減り、笑い合う事も少なくなっていました。しかしそれでは、本末転倒だと気付いたのです。
私は家族の笑顔を守りたい!そう思い、看護師として自分に合う働き方を見つめ直し、家族の笑顔の大切さを改めて実感しています。
「ママの笑顔は家族の笑顔」看護師を続けていても、これだけは忘れたくない、忘れてはいけないと思っています。
まとめ
家事、育児に追われながら看護師を長く続けるコツ5選をお伝えしてきました。
私自身、家事や育児に追われながら、長年看護師として働いてきたので、両立は本当に大変だと感じていると共に、世の中のママナース達には、日々脱帽の思いです。
きっと両立に悩みながらも、看護師の仕事が好きだという思いが根本にあるのでは?と思います。
忙しい毎日だと思いますが、ぜひママの心と身体を大切に、ママとしての看護師ライフを楽しみましょう。
最後に、頑張りすぎるママナースの為に、疲労度診断を作ってみました。
気付かないうちに、かなり疲労しているかも‥!
ぜひ、診断してみてくださいね。