
点滴を安全に管理するためには「固定」がとても大事ですよね。
患者さんが動いたときに針が抜けてしまったり、皮膚トラブルを起こしてしまうと大変です。
そこで欠かせないのが、テープの正しい貼り方です❤
サクッと確認しましょう🌟
点滴固定で大切なこと
まずは、なぜ固定方法が大事なのかを理解しておきましょう。
点滴固定の目的
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針の抜去を防ぐ
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針先の安定を保つ
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皮膚トラブル(かぶれ・発赤)の予防
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感染予防
点滴固定テープの種類と特徴
テープにもいろいろ種類があるので、特徴を知って使い分けましょう。
テープの種類と特徴一覧
テープの種類 | 特徴 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
不織布テープ | 通気性あり・柔らかい | 肌に優しい | 固定力は弱め |
絆創膏タイプ | 滑りにくい素材 | 固定力が高い | 皮膚トラブルに注意 |
半透明フィルム | 防水性あり | 入浴・清拭に強い | 剥がすとき痛みやすい |
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点滴固定テープの貼り方の基本手順
では実際に、テープを使った固定方法を順を追って見ていきましょう。
貼り方の基本手順
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穿刺部を確認(血管・針の位置が安定しているかチェック)
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刺入部を保護(透明ドレッシング材を貼る)
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針の翼部分を固定(両サイドをテープで押さえる)
翼状針のない場合には省略 -
ループを作る(輸液チューブを少したるませてテープで固定)
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仕上げ確認(血流・チューブのねじれがないか再チェック)
貼り方のコツと注意点
ただ手順通りに貼るだけではなく、ちょっとした工夫で安定性がぐっと上がりますよ✨
貼り方のコツ
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テープを貼るときは 引っ張らずに貼る(皮膚トラブル防止)
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翼部分は「十字にテープ」か「山型にテープ」で安定感UP
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チューブは必ず ループを作る(引っ張られても針が抜けにくい)
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高齢者や小児は皮膚が弱いので、肌に優しいテープを選択
まとめ
点滴固定のテープ貼りは、ただ「止める」だけでなく、患者さんの安全と安楽を守る大事なケアです❤
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固定の目的を意識する
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テープの種類を使い分ける
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手順を守って丁寧に固定する
この3つを意識すれば、点滴が安定して患者さんも安心できますよ。
<参考・引用>
SKINIX
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