
基本編では、環境整備の目的、手順を説明しました。
第2回目は感染予防に焦点をあてて解説していきますね🧹🧹
環境整備で押さえておきたい感染対策のポイント 🏥✨
環境整備って、患者さんのためにも、私たち医療従事者のためにも、超重要!
感染対策をしっかりして、安心安全な環境をキープしましょう😉👍
標準予防策(スタンダードプリコーション)の徹底 👐
これはもう、基本中の基本!すべての患者さんに対して行う感染対策のことですよね♪
血液、体液、分泌物、排泄物、傷のある皮膚、粘膜には、感染性があるものとして対応しましょう!
手洗い、アルコール消毒、PPE(個人防護具)の着用などが含まれます。
スタンダードプリコーションは、常にすべての患者さんのケアに使用される、感染予防の最低限の対策なんです.
手指衛生の徹底 👋🧼
手指衛生は、感染対策の要!
手指に付着した細菌やウイルスを洗い流すor消毒することで、感染の広がりを防ぎます。
アルコール消毒液を使うのがオススメだけど、目に見える汚れがある場合は、石鹸と流水でしっかり洗いましょうね😉✨
CDC(米国疾病管理予防センター)も手指衛生は医療現場での感染伝播を減らすための最も重要な対策だって言ってるくらいです!
手指衛生は、ヘルスケアワーカーが自分自身と患者を感染から守るための重要な手段です🧼
患者さんのケア前後、医療機器に触れた後、体液に触れた後など、こまめな手指衛生を心がけましょう🧼
適切な個人防護具の着用 🥼🧤😷
PPE(個人防護具)は、私たち医療従事者を感染から守ってくれる強い味方!
手袋、マスク、ガウン、ゴーグルなどを、感染リスクに応じて適切に着用しましょう!
PPEは、ウイルスや細菌などの感染性物質と皮膚、口、鼻、または眼の間のバリアとして機能します。
たとえば、血液や体液に触れる可能性がある場合は手袋とガウン、飛沫感染のリスクがある場合はマスク、眼への飛沫を防ぎたい場合はゴーグルといった感じで使い分けましょ!
PPEの着脱方法もきちんとマスターして、二次感染を防ぐことも大切ですよね♪
PPEの適切な着脱(ガウンテクニック)は、感染のリスクを最小限に抑えるために不可欠です!
下の動画でガウンテクニックを再確認してくださいね🎦
医療器材の適切な消毒・滅菌 🩺✨
医療器材は、患者さんの体に入るものだから、きちんと消毒・滅菌しないと感染の原因になっちゃうかも!
器材の使用目的やリスクに応じて、適切な消毒・滅菌方法を選びましょうね😉
医療器材の適切な滅菌は、患者さんの安全を確保するために不可欠です。
滅菌、高水準消毒、低水準消毒など、いろんなレベルがあります。
医療器具の消毒と滅菌の方法は、医療器具の使用目的によって異なり、重要アイテム(滅菌組織に接触)は使用前に滅菌する必要があることを覚えておきましょう!
リネン類の適切な管理 🧺✨
シーツやタオルなどのリネン類も、感染源になることがあります。
清潔なリネンと使用済みリネンを分けて管理し、使用済みリネンは適切な方法で洗濯・消毒しましょう!
リネンの取り扱い注意書き
リネンを使用する現場で回収する
汚染リネンの取り扱いは、空気、環境表面、人への汚染を避けるため攪拌を最小限に抑えるように行なう。
シーツ交換の際は、汚染部分を内側へ包み込むように小さくまとめ、床へそのまま下ろさない。
専用のカートやコンテナーで運ぶ
血液や体液の付着したリネンは水溶性ランドリーバッグに入れることが望ましい
感染症の有無のみで対応しない。
標準予防策に基づき血液、体液、排泄物等の付着したリネンは感染リスクをもつものとして対処する。日本環境感染学会参照
環境表面の清掃と消毒 🧽✨
ドアノブ、ベッド柵、オーバーテーブルなど、患者さんがよく触る場所は、こまめに清掃・消毒しましょう!
アルコールや次亜塩素酸ナトリウムなどの消毒液を使って、汚染をしっかり除去!
環境表面の清掃と消毒は、感染拡大を防ぐために不可欠な対策です。
清掃は、まず目に見える汚れを取り除き、その後消毒を行うのが基本です。
🌟清掃と消毒の違い、分かりますか?
- 清掃: 目に見える汚れを落とすこと
- 消毒: 病原微生物をやっつけたり、取り除いたりすること
汚れを落としてから消毒!これが基本です。
これらのポイントをしっかり押さえて、患者さんも私たちも、安心できる環境を作っていきましょうね😊💖
環境整備で感染リスクゼロを目指そう!✨
環境整備は、患者さんの安全だけでなく、私たち医療従事者の安心にもつながる大切な取り組みです。
今日からできる小さな工夫が、感染リスクを減らし、より良い医療環境を作る第一歩になりますよね😊✨
さあ、あなたの職場でも環境整備を見直してみませんか?
患者さんの笑顔と安心を守るために、みんなで力を合わせて頑張りましょう💖